2010年12月05日(日) |
■紅葉の旅…不思議な驚きの滝で見たものは… |
今日も、紅葉の旅のつづきです。 今日は、りんご園と不思議に思ったお話です。
紅葉の美しい「永源寺」を後にして、今度は、 りんご狩りが出来る「りんご園」に向うことにした。 大子町周辺には、リンゴ園がたくさんあるのだった。 私は、
「「よかっぺりんご園」が よかっぺ」
などと、ネーミングに引かれて主張し、 (その他、「いちろうりんご園」 などもあり、やや引かれた) よかっぺりんご園に行ってみたら、 残念ながら…
「今日は、みんなでりんごもぎを しているのでお休み」
などと、言われてしまった。なんでも、 今日は、園をあげてりんごもいでいるらしかった。 私たちにとっては、全然よかっぺではなかった。
そんなわけで、よかっぺりんご園は諦めて、 大手のりんご園に向った。 着いたりんご園は、
「わたしの里 姫が滝りんご園」
というところで、 広々としたりんご園が広がっていた。
車を降りて、りんご狩りのことを聞くと、
「大人は一人300円。 りんご園の中では、いくらりんごを 食べてもいいけれど、持ち帰りは、 1キロ500円になります」
ということだった。 私たちは、それほどりんごが試食が できるとも思えなかったので、 りんご狩りはせず、りんごを買うことにした。 すると、りんご園の方が、
「とりあえず、 試食してみて」
と言って、素朴な感じで、 りんごを持ってきてくれた。 ほら、こんな。
りんごをむいて食べたら、 とてもおいしくて、 「おいしいね〜」 と言いつつ、分け合って食べていた。
すると、そこに突然、 りんご園の方が駆けてきて、
「今、虹が見えるよ〜 見に行った方がいいよ〜」
と、私たちに言うのだった。 すると、茨城県在住のけいちゃんが、 いきなり立ち上がり、
「虹、だって! いこ、いこっ」
と、私たちをせき立てた。 一瞬、何のことと思ったけど、とりあえず、 けいちゃんの後について「姫が滝りんご園」の 脇道を通って、裏の方に出ているらしい、 虹を見に行った。
いったい、 どんな虹があるのか? それは、どんな虹?
不思議な気持ちをもちつつ、 大急ぎで5分もかからないくらいの道を (足場は悪かったけど) とっとと急いで駆けて行くと…
そこには、 小さな滝があり、 確かに、確かに、 小さな虹がかかっていた。 ほら。
わかりますか? 真ん中のあたり。
「わぁ〜ホントだ、 虹だ、虹だ〜!」
と、喜んだ。 虹は、かなりくっきりと見え、 アーチもはっきりしていて美しかった。 虹は、しばらくするとすっと消えた。 落ち着いてから聞くと、ここは、
裏からも滝がみえる 裏見の滝で、 「月待ち滝」 という滝であることが わかった。
この「月待ち滝」は、 高さ15m、幅10mで、滝の裏の岩盤が 大きくけずられているため、 滝の裏側に入りこむことが出来、 裏から滝を見ることが出来るということだった。
そして、「姫が滝りんご園」の裏側にある 不思議な滝ではなくて、ちゃんとした、 有名な滝であることも分かったのだった。
そこで、私たちも、 裏から見てみることにした。 これが滝の裏側。
すると、ラッキーなことに、 またまた虹が出来て、 裏側から虹を見ることができた。
「わぁ〜、また虹が出たよ、 嬉しいね〜 虹の内側に入った気分だね、 なんかお願いしよっと」
と、大急ぎでとりあえずのお願いをした。 そうこうしている間に、虹は消えて、 写真はうまく撮れなかったので残念だった。
でも、滝の裏側でも虹を見て、 マイナスイオンをたっぷりあびて、 すっきりした気分を味わったのでした。
あとで、調べてみると、 この裏見の滝こと「月待ち滝」は、 地元の女性たちが二十三夜の月の出を 待って安産を祈願したところから、 命名された、とか。
安産のお願いがよかったんだね、 って、もうとっくに必要ないけど… ともかく、私たちは、 虹と裏見の滝を楽しんだ。
もし、よかっぺりんご園がやっていたら、 虹が見れなかったかもしれないから、 こっちの方に来て、 「よかっぺ、だったね」 などと、心でひそかに思った。
そして、この場所には、 さらなるよかっぺのお楽しみがあったのでした。 この続きは、また明日書きますね。
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