2010年11月11日(木) |
■都電に乗っての小さな旅〜公園にあるやや地味な博物館 |
引き続き、「都電荒川線」遠出のお話になります。
今日も、その前に… 「飛鳥山公園」に行き方は、 JR京浜東北線 王子駅南口から徒歩1分 都電荒川線 飛鳥山から徒歩1分 で、どちらの駅からでもすぐです。
さて、今日は、都電の中で聞いた、 この公園内にある3つの博物館と庭園の紹介です。
どうやら、公園内に、 こんな博物館があるらしい。
◎紙の博物館 ◎北区飛鳥山博物館 ◎渋沢史料館 (渋沢庭園付き)
これは、公園内の半分の地図だけど (下の方にも同じくらいの広さの公園がある) 博物館の位置は、右下の方に3つかたまってある。 (全体地図は→「飛鳥山公園地図」2ページ目に。 ※PDFになるので、見るのに時間がかかります)
まずは、 飛鳥山公園にくるきっかけとなった、 「紙の博物館」に行ってみることにした。
今は、 紙の博物館創立60周年記念企画展 「日本近代洋画の美−紙業界コレクション」 会期:11月28日(日) まで が開催されていた。 大人 300円 小中高生 100円
帰って来てから、 この博物館のことを調べてみたら、
「明治初期に、渋沢栄一によって 王子製紙の元が作られた場所で、 "洋紙発祥の地" そして、1950年に、 和紙・洋紙を問わず、古今東西の紙に 関する資料を幅広く収集・保存・展示する 世界有数の紙の総合博物館として、 東京・王子に誕生」 (詳細は→「紙の博物館」)
という歴史ある博物館であることがわかった。
「ああ、なるほど、 王子製紙関連か」
と、考えてみれば、わかることだけど、 この日は、何も知識がなく… 「つまらなかった」と聞いてしまったので、 「入るのはやめよう」と、 スルーしてしまった。 いつか、機会があったら入ってみよう。
続いて、いちばん大きな 「北区飛鳥山博物館」に行ってみた。 すると、こんな感じで、 かなり立派だった。
今は、 「奥東京湾の貝塚文化 中里貝塚とその時代」 会期:12月5日(日)まで が開催されていた。 (詳細は→「飛鳥山博物館」 (無料と書いてあったけど、一部有料もあり)
ここは、
「北区の魅力や不思議、自然 を発見する博物館で、 「大地、水、人」がテーマ」
の博物館らしかった。 中を見ると、 このようなものも展示されてあったけど…
全体的に、読む資料が多く、 楽しめるという展示ではなかったので、 さらりと回って見てきた。
正直、印象は薄いかな。 都電で聞いた通り、地味だった。 もちろん、どんなのが派手で、 派手がいいかどうかは、わからないけど、 なんとなく…地味〜な感じだった。
続いて、王子製紙をつくった 渋沢栄一史料館に行ってみた。
今は、 「学生寄宿舎の世界と渋沢栄一 〜埼玉学生誘掖会の誕生〜」 会期:11月23日(火・祝) が開催されていた。 大人 300円 小中高生 100円 (詳細は→「渋沢史料館」)
時間もおしてきたので、 史料館の方には行かずに、 庭園の方にいってみた。
木漏れ日がきれいな木のアーチを 通りすぎると、こんな建物が建っていた。
「わーきれいな建物だね〜 芝生とピッタリ合うね〜」 と、感動したのだけど、
これは、青淵文庫(せいえんぶんこ)と いう建物で、渋沢さんの書庫として、 また接客の場としても使用されていたらしい。
さらに奥に進むと、 こんな建物があった。
これは、晩香廬(ばんこうろ)といって、 内外の賓客を迎えるレセプション・ルーム として使用さていたとか。
この青淵文庫と 晩香廬は、 国の重要文化財に指定されているらしい。 こじんまりとしているけれど、 とても美しい外観をしていた。
というわけで、 地味だなんだかんだと言いつつも、 博物館巡りをして満足したのでした。
飛鳥山公園には、まだまだいろいろな見所が あるようなので、みなさまも機会があったら、 ぜひ、行ってみてくださいね。
さて、時間も夕方近くになってきたので、 飛鳥山公園をあとにして、帰宅するべく 都電荒川線の線路沿いを、 てくてくと、歩いて帰ってきたのでした。 いろんな発見をしながら、ね。 この続きは、休みをはさんで書きますね。
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