2010年08月23日(月) |
■真夏のかわいい「ご苦労さま〜」 |
今日は、昨日に引き続き、
「あらあら〜 暑いのに、ご苦労さま〜」
と思ったことだけど、今日は、 昨日より、かわいいご苦労さまです。
この日は、午前中、用事があって出掛けたが、 午前中からぐんぐん気温が上がってかなり暑かった。 私は、日傘を差して、汗を抑えつつ、 用事先に向って歩いていた。 すると、目の前にこんな光景が見えた。
そう、この暑い中で、 小さな子たちが、 サッカーの練習をしていたのだ。 2〜3歳くらいだと思う。 ちびっ子サッカー教室の ようだった。
「あらあら〜 超ちびっ子たちが、 サッカーの練習しているわ。 暑いのに、一生懸命、 ボールを蹴ったりして かわいいけど、 ご苦労さまだね」
なんて、思った。 小さいながら、ゴールに向って、 一生懸命ボールを蹴ってみたりしていた。 もっとも、うまく蹴れずに、 ボールを追いかけているような感じだったけど。
大人の先生たちは、その様子を見ながら、 ボールを子どもたちの前に置いたりしていて、 子どもたちの蹴るままにさせていた。
その様子を、グラウンドの外側で、 おかあさんたちがジッと見つめていた。 私は、とても興味をそそられ、 そのおかあさんたちに声をかけた。
「未来のサッカー選手たちですね〜 かわいいですね」
すると、おかあさんたちは、
「ふふ、そうなるといいですね〜 才能があれば、いいけど」
と、嬉しそうに答えてくれた。 そこで、今度は、ちょっと気になったことを 聞いてみた。
「お子さんたちは、 サッカーがお好きなんですか?」 「ええ、好きだと思いますよ。 TVでも見てるし、この教室も 楽しんで来てますから。 暑くても、いやがらないし」
ということで、このちびっ子たちは、 サッカー教室を楽しんでいる、 ということだった。 本当に楽しんでいるかどうかは、 わからなかったけれど、見ていると、 おかあさんの所に戻って来るちびっ子はおらず、 暑い中、ちょこまかと元気にグラウンドを走っていた。
そして、用事が終っての帰り道。 このグラウンドの前の公園を通ると、 こんな光景を見つけた。
「おっ、今度は、 ややお兄さんたちになっているね」
そう、今度は、小学生くらいの男の子たちが、 ボールをポンポンと蹴ったりしていて、 グラウンドに入るための準備をしていたのだ。 (やっぱり、超ちびっ子たち蹴り方とは違うね)
でも、ちびっ子たちの時にはいた、 おかあさんたちはいなかった。
私は、性懲りもなく、 この子たちに声をかけた。
「今から練習して、 サッカー選手になるのぉ?」
すると、一人の、 顔立ちのスッキリとした子が、 私の方を見て、
「そうですっ、 サッカー選手になりますっ」
と、ものすごくハッキリと答えたのだ。 私は、嬉しくなって、
「いいね、いいね〜 きっとなれるわよ。 しっかりね。 かっこいいわね」
と、答えると、その子は、 ちょっと照れたようにして、 練習準備に戻っていった。
午前中に見た、あのちびっ子たちも、 いずれこんなふうになるのだろうか。 もし、そうだとしたら、たのもしい。
小さな時から、こうしてサッカー練習するのが、 才能を伸ばすことなのか、いいことなのか、 私にはわからないけれど、好きなことなら、 どんどんしてみるのがいいね、思ったのでした。
そして、暑い中の練習、ご苦労さまだけど、 でも、選手になるためには、 この暑さの中での練習も必要なことで、 ご苦労さまじゃないかもね、 などとも思ったのでした。
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