2009年08月17日(月) |
夏の夕暮れのネコたち、その2 |
さて、昨日からの続きで、 夏の夕暮れのネコさんの紹介。 ちょっと涼しくなると、外に出てきて、 のんびりとしている姿をみつけると、 平和だね、よかったね〜となんて思う。
この日もネコさんを見つけた。 車の下で涼んでいた。
「あ、いたいた〜 車の下は暑くないのかしら?」
にじりにじりと近寄りながら、 このネコを観察してみると、 私好みの体色、顔立ちのネコであることが わかってきた。
「あ、美人さんだね〜 あ、イケメン君かな?」
などと、声をかけつつ、さらに にじり寄り、写真を撮ろうとすると、 このネコは、昨日紹介したマツ子とは全然違い、 とても警戒心が強いネコであることがわかった。 なにしろ、静かに近づいたが、 近づくたびに、腰を浮かして、 これ以上近づいたら逃げるという態勢だった。
そこで、ネコ語で話しかけてみた。 もちろん、最初はこうだ。
「ニャオニャオ〜(こんにちはの意味) ニャォニャォ〜(暑いね〜の意味)」
もちろん、全く反応はない。 続いて、こう語りかけてみた。
「ニャ〜オ、ニャ〜オ、ちょ。 (写真撮らしてちょの意味) ちょっとだけ、ね。 お目目ぱっちりの美人さんだもん。 あ、イケメン君かなぁ?」
よいしょもしてみたが… このネコは警戒心ばりばりで、 逃げる態勢のまま、私の方を凝視していた。
そこで、3メートルくらい距離を置き、 写真を撮ることにした。 でも、カメラを向けると、顔を逸らしたり、 後ろに下がったりしてなかなか思うように 撮れなかった。
で、やっと撮れた、 美人さんだか、イケメン君だかが これだ。 どうですか?
で、こうして時間をかけながら、 写真を撮っていると、どこからともなく おばさんが現れて、私の方を見た。 どうやら、このネコの飼い主さんで、 たぶん、私の様子をみて、 心配になって出てきたのだと思う。 私は、ぺこりと頭をさげてこう挨拶した。
「こんにちは〜 かわいいネコさんですね。 かわいいから写真撮っていたんです。 お名前なんて言うんですか?」
すると、おばさんは、 少し警戒をといて、
「ジローだよ。 みんなかわいいって 言ってくれるよ」
と教えてくれた。 ジローだって。 次郎かもしれない。 またまた日本式の名前だった。 そしてイケメン君の方だったこともわかった。 おばさんは、ジローにこう呼びかけた。
「ジロー、もう お家に入んな」
どうやら…私は、 ジローにも、おばさんにも すっかり警戒されたらしかった。 連れて行ったりしないのね。 だって我が家では飼えないんだもん。
と、そんなことはさておき、 この呼びかけにジローは、 車の下からもスルリとでてきて、 車の前に座ったのだった。 スタイルも抜群だった。 ほらね。
やっぱり飼い主さんはわかるんだね、 で、安心したんだね、なんて思ったのだった。 でも、またすぐに、車の下にもぐって またごろんと横になって、 お家に入る様子はなかったけどね。
ともかく、私は、おばさんに ありがとうございますと、挨拶して、 この場を去ることにしたのだった。 あまり警戒されてもね。
話は変わりますが、ちょっと前に、 府中の友人、しーちゃんから、 こんなかわいい写真が送られてきた。 しーちゃんちの庭で、庭に居着いたネコさんが 子どもを2匹産んだらしい。 ほら、こんな。
「母親は初産で、 誰も出産後の後始末や、 子育てを教えてないのに、 ちゃんと育てている、 動物ってすごい」
って、とても感心してました。 本当に私もそう思いました。 しーちゃん、写真どうもありがとう! ほんとっ、かわいいね。 今度、さわらせて欲しいな。 (ダメだって断られているんだけどね)
ということで、 夏の夕暮れのネコさんたち 紹介でした。
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