2008年09月10日(水) |
外がうるさくて「緊急出動」した話 |
今日は、この近所の火事の話だ。 以前も、ビルのボヤ騒ぎのことを書いたが、 今回は、火が出た火事だった。
先日の午前中のことだ。 出かけようと準備を始めると、 外から、けたたましいサイレンの音が響いてきた。 それが、尋常な感じではなかったので、 あわてて、窓の外をみてみた。
「えっ、なになにっ? 何ごと? 何が起こってるの? こっ、この感じだと、 何か大事件だねっ」
我が家は高台にあり、 北、東、南と、3方に窓があるので、 順に窓を開けて、音の方向や、 何の音なのかを確認してみた。
すると、消防車とパトカーが 西の方に向かって走っているのが見えた。 しかし、我が家に西側の窓がないので、 どの辺りなのか、はっきりと わからなかった。
そこで、 出かける準備をしていたが、 それもそこそこにして、
「緊急出動!」
などと叫んで、 大急ぎで駐輪場に向かい、 我愛車を引っ張り出し、 ペダルを思い切りこいで、 サイレンの音を追った。
「あっちだ、 あっちだっ」
なんて、一人で叫びながら。 サイレンの音を追っていくと、 我が家からちょっと離れた小さな商店街の 一角辺りから、煙が出ているのがみえた。
「あ、火事だね。 火事だ、火事だ! 煙が見えるもん 大変だっ」
私は、ますます加速するべく ペダルをこいだ。 そして、なんとか現場近くまで来た。
しかし、近くについたら、 すでに、辺り一帯を完全封鎖されて、 消防隊や警官がたくさんいて、 現場には近寄れない状態だった。 やじうまがどんどんと集まってくるのを、 消防隊や警官が規制しているのだった。 (この先は、入れなかった)

「現場は、現在、 大変危険な状態です。 これ以上近寄ると危険ですから、 立ち入らないでください〜〜」
そんな規制の声のほか、 現場の方からは、 相変わらずサイレンや大きな声で 何か叫んでいるような声もしていた。
私は、すっかりやじうま化し、 なんとか、もう少し近寄ろうとしたが、 そのたびに、消防隊の方に制止され、 もうこれ以上近寄ることができなかった。
現場の方を見てみると、 煙が出ているのがわかるし、 私がいる辺りも、かなり煙のにおいがした。
ふーむ、 どうやら、 大変な事態らしい…
しかし、どうしても、 近くに寄ることができないし、 用事もあり、そろそろ出かけないと、 時間も間に合わなくなるので、 この現場の状態をみることをあきらめ、 家に戻り、外出することにした。
どのお店からかな、 確かにあの辺りは、 古いお店が多かったよね。
などと後髪をひかれながら。 そして、用事をすませて、 家に戻ってきて、あの火事が どこだったのか、どんな状態なのか、 どうしても気になり、 今度は、ウォーキングの途中に 現場を確認することにした。
現場近くに行ってみると、 封鎖は解かれており、 現場の近くまで行ってみることができた。
どんなふうに なっているんだろう?
そう思い、現場に行ってみると、 ほら、まだこんな状態で、 なにやら、まだ騒然としていた。

私は、いつものように、 話してくれそうな警察官の方を見つけて、 遠慮がちに、話しかけたみた。
「あの〜 どの商店から火が出たんですか?」 「真ん中の○○商店だよ」 「えっっ、あの商店は、 おじいちゃんとおばあちゃんが やっていたんですけど、 大丈夫だったんですか?」 「大丈夫らしいけど、 よくわからないな」
と、教えてくれた。 ここまで聞いたところで、無線が入り、 この警察官は、どこかへ 大急ぎで、立ち去ってしまった。
残念。 もっと聞きたかったけどね。 しかし、この3軒のお店の 真ん中の商店から火が出たことはわかった。 そう言われてよくみると、 まだ、部屋の中に消防隊の方がいて、 中の確認をしていた。

どうして火事になったんだろう? 何が原因だったのか? この商店のおじいちゃん、おばあちゃんは、 大丈夫だったのか? 左右の商店は大丈夫なのか…
こんな疑問が次々とわいてきて、 どうしても、知りたくなってきた。 そこで、次の日、 私は、現場に行き、 聞き込みをしてみることにしたのだ。 すると、いろんなことがわかったのだった。
この話は、明日書きますね。
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