2008年02月20日(水) |
これまた、すごい変貌ぶりだね… |
さて、またまた昨日からの続きです。
2つに分かれた「稲毛屋」、 1つはしっかりと見届けたので、 もう1つも見届けねばならないと 私は、急ぎその店に向かった。 きょろきょろと探しながら行くと 確かにそれらしき店が見つかった。
あった、 あった、 これかな?
確かに野菜たちを売っているお店がみつかった。 ほら、これだ。
しかし… なんかおかしい… なんか違うような…
だってね、この店は、
「ようこそ美しい土の里茂木町 作る人のやさしさと 美しい土の里に 育まれたおいしさ」
などと書いてあるのだ。
えっ、 土の里茂木町の店? 稲毛屋じゃないの?
それともこの店ではないのか? これは後日、 この店がお休みのときに撮った 正面写真だが、これを見ると、 「茂木町の店」だとわかると思う。
私は、これが「稲毛屋」の もう1つの店であるかどうか、 わからなかった。 そこで、じっくりとこの店の回りを 回ってみることにした。
すると… みつかったのだ。 この店が「稲毛屋」の もう1つの店だという証拠が。
それが、この看板だ。 「今日のおすすめ弁当」 と書いてある。 そして、この写真だ。 この写真をよく見てほしい。
「稲毛屋」のお総菜を よく知っている私にはわかる。 このお弁当のレイアウト、はみ出し方、 スパゲティの入れ方、色などを みるとわかる。
これは、間違いなく「稲毛屋」の お総菜弁当である。 この大胆はお弁当は、 「稲毛屋」のお総菜部門 「山吹の里」で作られたものだ。 そういえば、あのおばちゃんが、
「お総菜の1部を、 野菜店の方にも出している」
と、言っていた。 その1部がこのお弁当に違いない。
間違いない! これは、「稲毛屋」の もう1つの店だ。 私は確信した。
つまり、整理すると、 スーパーマーケットだった 「稲毛屋」は、健康にいい店となり、 「山吹の里」と「栃木県茂木町の店」 の2店に、すっかりと変貌していたのだ。
ふむ… 確かに「形」を変えての 再出発だ。
と、納得した。 けど… なんだかちょっとさびしくもあった。 大きくて、キレイなスーパーマーケットに 変貌すると期待していただけに… ちょっとね。
気を取り直して、店に入ってみると、 茂木町だらけで、その産直のような感じだった。 もちろん、違うものも少しはあったが、 全体的にすっかり「茂木町」だった。
例えば、こんなPOPがいっぱいあり、 茂木町のよさをアピールしていた。
いちごジャムおいしいらしい。 ふぅーん。
そのほか、 「茂木こんにゃく」 「茂木百騎味噌」 「茂木なめこ」 などにも力を入れて売っていた。
ここまで「茂木町」を売り込んでいるところをみると、 ここの社長は「茂木町」出身なのかもね、 なんて思いたくなる。
でも、以前も書いたがこの社長は、 現衆議院議員の安井 潤一郎氏であり、 プロフィールを見ると、生粋の早稲田っ子だそうだ。 だから、ご両親か、奥さんの出身地か、 よっぽど茂木町に惚れ込んだか、と思ったが、 それも違った。
気になったので調べてみたら、 この店は、産地を紹介していく、「アンテナショップ」に なったということがわかったのだ。 今は茂木町だが、今後は、 他の産地も紹介していくらしかった。 ともかく「稲毛屋」は大きな変貌を遂げていた。
しかし、お総菜ともう1つ 変わっていないものもみつけた。 それは、こんな手作り的な親切心である。 ほら、これだ。
こんな親切なところもちゃんと残っていた。 大事だね、こんな親切も。 買い物に来て、トイレに行きたくなるとき、 あるからね。
というわけで、 「稲毛屋」の名前はなくなり、 2つの店舗に分かれてしまった。 でも、これからも、お総菜とアンテナショップで 元気で頑張って楽しいお店であってほしいと、 ひそかに思ったのでした。
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