2007年09月04日(火) |
頑張っているが…おまぬけなものたち |
さて、昨日の続きです。 道ばたには、あるんですね、いろいろ。 ややまぬけ〜標準まぬけ〜大まぬけまで… (って、勝手な評価なんだけど…) そして、今回は、気の毒だと思うけど、まぬけだと 思ってしまうものたちだ。 ややまぬけ〜標準まぬけの間くらいに位置している。
例えば、ここでも見つけた。 これのどこにあるかというと…
ここにある。 これのどれがまぬけなのかというと…
ほら、これだ。 みれば分かるか、壊れた鉄板を ガムテで貼り付けている…
ガムテ…この場合、 何か役に立つのか…
そう、疑問に思わずにはおれない。 たぶん、何か重いものでものっかって、 鉄板が「バリン」と壊れてしまったのだと思われるが、 そんな壊れた鉄板に紙式のガムテだ。
紙式ガムテに何を 期待しているのか。
壊れると、なんとなく 何かで貼り付けたくなる気持ちは、わかる。 恐らく、ここを通る人のための、 一時的危険防止処置として
「とりあえず、ガムテで貼ってみよう。 なんとかなるかもしれない…」
なんて、瞬間的に思ったに違いない。 そんなとき、ガムテって妙に便利だからね。 しかし、なんとかは…ならないんだって。
しかも、今回の場合、 鉄板を支えるには、紙式ガムテでは、 ちょっと弱々しい気がする。 (紙式のは、表面がつるつるしていて 重ね貼りできないもん) そんな役目を持たされても困ると思うのだ。 役目として、重過ぎると思うのだ。
「大変なんだね、 ガムテも…」
そう思ったが、 どうみても、まぬけに見えた… 頑張っているガムテには気の毒だけど、
「やっぱり…おまぬけだね」
などと、思ってしまった。 そんなわけで「おまぬけ印」をつけてみた。 しかし、もちろん、この持ち主にも、
「鉄板を早く取り替えなさい! ガムテでは限界があるからね。」
と、心の中で注意してきた。
さて、次はこれだ。
「なんだ、バイクじゃないか、 これがどこがまぬけなんだっ」
と思われるが、違う。 まぬけなのは、バイクではない。 その下にあるものだ。
ほら、これだ。
そう、このサンダルだ。 人間の足ではなくて、 バイクの足に、履かれているのだ。 しかも、相棒と別れ片方だけ…ね。 気の毒だ…
何かわけあって(滑り止め?) このサンダルを履かせているのだと思うが、 そして、いつも、こうやって、履かされているのか、 この片方のサンダルはいつも、持ち歩いているのか、 謎もあるが…そんなことはともかく… なんとなくまぬけにみえる。
相棒と別れているし、本来の役目からは ちょっとはなれていて、気の毒だが、 「おまぬけ印」をつけることにした。
しかし、片方でもこうして、役立っているのだから、 これはこれで立派なのかもしれない。 でも…サンダルはやっぱり人の足が似合うね。
「しっかりね、片方サンダル」
と、私は声をかけた。
街にはいろいろな「まぬけ」なものがあるけど、 そして、勝手に「おまぬけ印」をつけたけど、 みんなそれなりに頑張っていた。
いとおしいね…
なんて、思ったのでした。
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