2007年05月20日(日) |
あららっ…これは、大変だね。 |
いつもように、元気にウォーキングに出かけたら、 いつもように、いろいろなものが目に入ってきた。
まずは、この車だ。
何げなく通り過ぎようとしたら、 ふと、かなり大変な状態になっていることに気がついた。
「あららっ、こりゃ、大変だね」
思わず、立ち止まって見てしまった。
だって、前はこんな状態
後ろはこんな状態だったのだ。
自転車とバイクで車をサンドイッチだ。 東京の駐車場スペースは狭い、 自転車だって、バイクだって置くところに困る。 だから、こんな状態になっているのだ。
車を出すときもしまうときにも、 まず、自転車やら、バイクを いったんどけなければいけないのだ。 ご苦労様だね。 毎日だったら、気の毒だね… などと、しみじみ思ったのだった。
さて、今度は、お買い物をしようと店に入り、 地下の売場に降りようとしたら、 こんな張り紙に気がついた。
「米(こんな字に見える)故障中」
これが、どこかというと、 階段の手すりであった。 上と下、2枚ほど貼ってある。
「あらら、手すり故障中だって。危ないね。 でも、手すりって故障中って言い方するかな… それにもっとハッキリと見える色で書いた方が いいと思うぞ」
などと、私は心の中で、 お店とこれを書いた人に注意をした。
そして、どんなふうに故障中なのか、 どれほどの故障中なのか、 ここは確認してみねばなるまいなどと つい、余計なお世話なことを思い立ち、 手すりをぐらぐらと揺り動かしたり、 どれどれ、などと、継ぎ目などを見ていたら、 後ろから、お店の人に、
「その手すりは、壊れてますから、 触らないでください。 反対側の手すりを使ってください」
などと注意されてしまった… ちっ、見つかったらしい。
「あ、すいません、いや、 どう故障中なのかと思ったので…」
と言い訳すると、お店の人は、
「掃除のときに、ネジが2カ所ほど、 取れてしまっていたのに気がついて、 一応用心のために貼ったんです」
と教えくれた。 私は、大きく頷き、
「ああ、なるほど、 何かあってからでは遅いですからね。 早く直してくださいね」
と、大急ぎで自己弁護をした。 すると、お店が人がこんなことを言い出した。
「こんなところのネジが 同じ箇所、取れるなんて、 めったにないことなんですが…」
どうやら、いたずらかもしれないと言うことだった。 と、すると、私は疑われたのかもしれない…
「あららっ、それは大変ですね… 今どきは何があるかわかりませんからね。 気をつけてくださいね、 手すりは大事ですから、 しっかり取り付けてくださいね。 じゃ、どうも…」
などと、疑いをはらすように、 今度はもっと大げさに自己弁護した。 疑いがはれたかどうかは、全然わからないが、 そそくさとこの場を離れることにした。
とっさのことに、「故障中」のことも、 字の色のことをいうのも忘れた。 疑われちゃね。
そして、こう反省した。 これからは、お店内ので確認は もっと慎重にせねばなるまい。
しかし、もしこれが、いたずらだとすると、 これは、大変なことだ。 許せないな…などと思ったのでした。
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