2007年02月27日(火) |
ひぇ〜!いるんだね、こんな通りにも。 |
先日、いつものように、元気に、 ウォーキングをしていると、
「なっ、なんだ?今、何かが横切ったぞ」
と、道路を横切ったものを見つけた。
子ネコくらいの大きさだが、 でも、子ネコじゃない。 そんな形ではなかった… と、すると、ネズミか?
しかし、時間は、午後3時20分… こんな明るい時間に、しかも、太陽が当たっている 道路をこんなに大胆に横切ったりするのか?
なんだろう…? これは、確認してみねば…
私は、駆けだし、大急ぎで、 何かが横切ったあたりに向かった。 すると、そこは、ゴミ収集場所だった。 見たところ、燃えないゴミが置いてあるようだ。
私は、じっーと見つめた。 間違いなくここだった。
すると… ゴミの間からがさごそと音がする。 いるね、ここに、なにものかが間違いなく…
何者だ?
再び、じーっと見つめていると、 そのものが、ゴミ袋の中から、 ひょっこり顔を出した。
やっぱり、ネズミだ! ひぇ〜〜 けっこう、大きいね。
しっぽ抜きで15センチくらいあるぞ。 その大きなネズミが、ゴミ箱をがさごそと 嗅ぎまわっているのだ…
日中でも、明るいところでも大胆に 活動するんだ、とかなり驚いた。 ウォーキングしていて、ネズミと初めて会ったし、 興味があったので、少し観察してみることにした。
私は、立ち止まり、ネズミを見ているが、 そんな私の視線など気がつきもせず、元気に、 ゴミの上をうろうろとして、袋に顔を突っ込んでみたり、 逆立ちみたいな格好をして、ひっくり返ってみたり、 張り紙の後ろを見てみたり、 何やら、一生懸命に何かをしているようだった。
しかし、そのうちに、 ゴミ袋の間に潜り込み、音はするが、 まったく顔を出さなくなってしまった。
食べられるものでも見つけたのか? 何をやっているんだろう?
「こらこら、何をしてるんだ!」
と、声をかけて、袋を、足でつんつんしてみたが、 返事もなく、顔を出す気配がない。
私は、どうしても何をしているか知りたくなったので、 ゴミ袋をよけてみることにした。 しかし、正面からやっては、ヤツが驚き、 こちらに向かってくることもあり得る。 それは、怖い、イヤだ。
そこで、ゴミ収集所の側面に回り、上から (ゴミ収集所の壁は、1メートルほどだったから) ゴミ袋を持ち上げてみることにした。
ひょい。
私は、ゴミ袋を持ち上げた。
すると…
ひぇ〜、 ゴミ袋におさまっているよぉ…
ヤツは、こんなふうに、ゴミ袋の入り口に すっぽりと入り込み、ちょこんとすわっていた。 暖をとっていたのか、何かを食べていたのか… よくわからないが、ともかく、 ゴミ袋にすっぽりとおさまっていた。
しかし、いきなり上にあったはずのゴミ袋が なくなったので、びっくりしてきょろきょろしていた。 そして、袋の間に再び入り込んだ。 私は、逃げ込んだあたりの袋を再び、持ち上げてみた。
すると、今度は、
「まずい!見つかったぜ、人間に!」
と、私はさっきからいるのに、初めて存在に 気づいたらしく、かなりあたふたして、 ゴミ袋の上を右往左往して、そして、また、 ゴミ袋の間に中に無理やり、身体を押し込んでいった。 しっぽがはみ出て見えてるし、 音はがさごそしているけどね。
私はネズミに教えてあげた。
「今日は、燃えないゴミだよん、 あまり食べものはないと思うよん」
教えることを教えたし、何者かの 確認もすんだので、この場所を離れることにした。
しかし…日中に、こんな目立つ場所でも 大胆に活動しているんだね、驚いたね、いやはや… 普段はどこに住んでいるんだろうね、 などとひとりごとを言いながら。
そして、近くに交番があったので、 この交番のお巡りさんに聞いてみた。
「この辺りは、ネズミが多いんですか? 今、ゴミ収集場所で見かけたんですが…」
すると、お巡りさんはこう教えてくれた。
「あ、いた?この辺りは多いんだよ。」 「日中も活動するんですか?」 「この辺りのネズミは、もう慣れっこでね、 大胆なのよ。昼夜関係なし。 この交番にも夜、顔出すときがあるよ(笑)」
どうやら、この通りのネズミたちは、かなり大胆で、 しかも、交番にも出入りしているらしい。 そして、この通りを先に行くと、 掲示板に「ネズミの駆除のお知らせ」が貼ってあった。 どうやら、ここは「ネズミ通り」だったらしい。
そうだね、駆除しないとダメだね、 あんなに大きネズミがいるんだから、 と私は強く思ったのでした。
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