2007年02月19日(月) |
谷中七福神巡り、お楽しみいろいろ |
さて、昨日からの続きになります。
今日は、「谷中七福神」を巡りながら 寄り道するお楽しみ、「谷中ぎんざ」紹介から。 谷中ぎんざは、小さな商店街だけど、 とても人気ある商店街で、 東京の下町気分を味わうにはいいですよ。
さて、「夕やけだんだん」坂の階段を 降りたところが「谷中ぎんざ」である。
ぎんざの中には、TV番組でよく紹介されている 有名メンチカツのお店があり、長い列ができてきた。 (写真、ちょっと奥の人が集まっているところ)
とてもおいしいらしいが、あまりに並んでいたので このメンチカツはあきらめた。 有名な前沢牛を使っているらしい。 人気のメンチカツ→「すずき」
このぎんざでは、揚げたてや作りたてを 売っているお店が多い。 仲間2人は、谷中ぎんざに入ってすぐに、 1個30円のコロッケを見つけていそいそと 買って食べたが、そのコロッケは揚げたてでなくて あまりおいしくなくプリプリしていた。 ぎんざの奥の方に、揚げたてのアツアツのコロッケ なんかも売っていたしね。いろんなお店があるし。 安さに負けるのと焦りは禁物だと思った。
お総菜も、こんなふうにあちこちで売られていて、 見ているだけで、相当クラクラする。 そう…私はお総菜に弱いのだ。
知らない場所に行ってお総菜を見つけたら、 買ってくることを信条としているが、 しかも、うちの近所にはないお総菜もあったが、 荷物になりそうなので、泣く泣くあきらめた。 出来たてで、揚げた鶏のあんかけみたいのなんか、 とってもおいしそうだった…
さて、先を急ごう。 次は四福神めの「長安寺」である。
そのお寺に向かうべく歩いていくと、
「谷中七福神そば」 なる店を見つけた。
「こっ、これは入ってみる べきなのではないか…」
しかし、さっきコロッケを食べた人もいる。 まだ、お腹がすいてないなどという人もいた。 積極的に入ってみたかったのは、私だけだったのだ。 しかし、みんな興味はある。 店の前で、もそもそと議論した結果 入って食べてみることにした。
お店は、こじんまりとしたおそば屋さんで、 どうやら、有名なお店であるらしかった。
仲間の1人は、 初めての店は盛りそばだと言って、盛りそばを食べたが、 残りの3人は「七福神そば」を食べることにした。
で、どんなのが来たかというと… これが「七福神そば」700円。
上にのっているものたちに意味がある。 どうやら、こんなことらしい。
恵比寿… えび(おめでたい) 大黒… 袋茸(宝袋) 福禄寿… タケノコ(頭の中知恵いっぱい) 寿老人… のり(髪も黒々しく) 弁財天… 紅白かまぼこ(美人でやさしく) 布袋… うづら卵(おなかが丈夫) 毘沙門天…とり肉(力強く元気) 三つ葉とゆずはおまけね。
なんだかな…と思わなくもないが、 おめでたいものだしね。 そんなめでたい「七福神そば」をうきうきと食べてみた。 私は、卵から食べようと決めていたが、 気がついたら、タケノコから食べていた。 頭の中、知恵でいっぱいだ。
味は…5段階評価の3ってとこかな。 まっ、一度は食べてみなくちゃね。
さて、また途中寄り道をしてしまい、 なかなか「長安寺」に行き着かない。 しかし、「長安寺」はこのそば屋さんの すぐそばにあったのだった。
ここである。 小さなお寺だったけど、こじんまりとした 庭と、松の木がとてもキレイだった。 このお寺は、 これ以上言うことがみつからない、ごめん。
さて、先に進む。 今度は、「天王寺」だ。
ついて、びっくりした。 とても広くて、 美しいお寺だったのだ。
入るとすぐに大きな大仏様があり、 お寺のあちこちに、観音様が奉られていた。
この美しい境内の一画に毘沙門天様が 奉られている「毘沙門堂」がある。
それが、これ… と、言いたいところだが、
私はここで ミスをしてしまった。
なんと、このお寺をあちこち写真を撮りながら、 この日のメインの毘沙門堂を写真に撮り忘れたのだ。 違うところばかりに気をとられてね。 なので「毘沙門堂」の写真はなし…あーあ。
このお寺はとにかく美しく整えられているし、 すがすがしいしかった。 おすすめの場所ですね。 詳しい写真などは、こちらをどうぞ。 詳細は→「天王寺」
美しい「天王寺」を後にして、 次の六福神の上野にある「護国院」に向かう。
今度の「護国院」は、仲間が言うには、
「お金ざくざくの大黒天(富財)」
だそうだ。一同、 「ほぅ、お金ざくさくね、それは大事だ!」 と、元気に向かう。
しかしながら…
天王寺から、さっさと歩けば10分程度らしいが、 私たちは、ここでも、寄り道してしまったので、 着いた頃には、日がとっぷりと暮れて、 暗ーくなってしまっていた。 こんな感じ。
1月には、この中に入ることができ、 中に飾ってある大黒天さまやら仏像が見れるそうだ。
とりあえず、私は、暗い中、お賽銭をあげ、 「お金ざくざく」をお願いした。
さて、最後の上野不忍にある「弁天堂」に向かう。 最後だからと張り切っていったら…
なんと、 「弁天堂」は こんな。
がっくり…そう、修復中だったのだ。 ホントはね、こんな風にとってもキレイらしい。 「弁天堂」
でも、今は面影なし! 旅の終わりにこの修復はかなり残念だった。 しかし、ここは、蓮の花の咲く頃きれいそうなので、 またぜひ、来てみたいと思った。
さて、我々は、夕方6時頃までかかって 七福神を巡り終えた。 時間はかかったが、歩数は意外に少なく、 1万歩に届かなかった。 そうそう、「谷中七福神」をもっと知りたい方は、 こちらのサイトがおすすめです。↓ 「七福神めぐり」
こうして、季節はずれの、七福神巡りは 終わったのだが、実は、五福神の「天王寺」から、 お金ざくざくの「護国院」に向かう道で、 私たちは、
「とっても、 いいおじさん」
に出合ってしまったのだ。 このおじさんに出合って、すっかりと 時間を潰してしまうことになったのだ。 このおじさんの話は、明日書きますね。 とっても、いいおじさんでした。
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