まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2007年02月04日(日) 節分イベント、大声コンテスト

2月3日、何時も通りにウォーキングを
していると、節分だったこともあり、
この辺りでもいろいろなイベントをやっていた。

その中に、神社で

「子ども大声豆まきコンテスト」

と、いうイベントがあり、ちょうどタイミングよく
今まさにはじめようとしているところだったので、
ちょっと模様を見てみることにした。





子どもたちがたくさん集まってきていて、
神社前は、ごった返していた。
コンテストに出る子どもたちは、まず、
コンテスト出場札をもらわねばならないが、
これが、なかなか徹底されず、何度も、
「コンテストに出るお友だちは、受付してくださいね〜」
と受付の人たちが叫んでいた。
どうやら、人数制限があるようだった。

お母さんたちは、受付するように言うのだが、
子どもたちは、元気に走り回り、
受付どころではない騒ぎになっていた。
受付をしても、その札を落としていく子もいた。



そんな受付はさておき、
いよいよ
コンテスト開催時間となった。




子どもたちは大騒ぎ。
まずは、幼稚園以下〜幼稚園〜学年順に
分けるのだが、これが、また大騒ぎ。

子どもたちが、右往左往するだけでなく、
「○○ちゃん、コッチに並ばなくちゃダメよ」
「○○っ、おまえはそこじゃないよ」
だの、親たちが介入してくるので、さらに混乱。


こりゃ、大変だわい、
大丈夫か、開催出来るのか、
と思っていると、大騒ぎながらも、
なんとか、整列することができた。
整列中に、叫びだしてる子もいた。

そして、イベント開催者からの挨拶などがあり、
ルールが説明された。


しかし、私はこのルール説明は、
大いに不服だった。
だって、こんな具合だったのだ。



「ルールの説明をしますね。
 5人1組で壇上に上がって、元気に、
 「オニはそと〜フクはうち〜」
 と、おっきな声で叫ぶんだよ。
 その中から1位を決めます。
 1位が集まって、決勝戦をやります。
 1位から3位まで賞品がでるよ。」



ここまではまぁよかった。
「ごにんひとくみ」などと子どもたちに
通じるとは思えないけどね。
さらに、この司会者はこう説明した。


「審査員は、町内会会長さんや、
 この神社の宮司さんがやります。
 審査は審査員の独断と偏見でやりますから、
 文句はなしでおねがいしますね、
 子どもたち、わかったかな?」




「独断と偏見」…だって。

子どもたち、わかったかな、
だって。




「独断と偏見」がどんな子にわかるのか。
大人言葉を使って説明してもな。
もっとも、子どもたちは、興奮していて、
聞いちゃいないなくて、
親たち向けではあると思うが、
もっと、子どもたちの言葉で話すべきだと思うな、
などと思っていた。


ともかく、コンテストは
なんとか始まった。



大きい子どもたちから、順に大声で叫ぶのだ。
叫んだ後、豆(落花生)を上に向かって投げるのだが、
興奮のあまり、豆を人に向かって
投げつける子が続出し、豆は危ないので、
やめようということなった。





最後の幼稚園以下の子どもたちの番になった。
小さな子たちは、壇上で大騒ぎである。
しかもなんて叫んでいいか分からない。


「オニ〜 オニ〜」だの、
「オニは〜オニは〜フク〜」だの、
「オニはそとぉ〜オニはそとぉ〜」だの、
なかなかフクが来ない有様だった。

「○○ちゃん、オニはそと、フクはうちよ」
などと、おかあさんが教えても、
壇上に上がった幼稚園児はそれどころではない。
必死で、何かを叫んでいた。



みんな、大笑いしながら見ていた。
私もかなり楽しんだ。

そうして、5人1組の中から1人づつ
独断と偏見で1位選ばれて、ついに決勝となった。
私が見てもかなり独断と偏見だったな。
独断と偏見の審査員たち。





選ばれた子どもたちは、決勝になると、
また大いに張り切り、小さい子もそれなりに
頑張り、最後に1人男の子が1位となり、
その他、2位と3位も選ばれた。


しかし、表彰式に移ったとき、
とんでもないことが発覚した。
なんと、3位の女の子は、コンテストの
出場札を持っていなかったのだ。




さぁ、大変。

その子は、壇上で、
泣き出しそうにしている。




そこで、
独断と偏見の審査員が話し合い、
独断と偏見で、
「札はなくてもよい」
という決定をした。



やれやれ…
よかった、よかった。
一同ホッとし、表彰式も終わった。



子どもたち全員にお菓子が配られ、
なんと、大人たちにも
「オニ退治をしてくださいね」と
「福豆」袋が配られた。
私もせっかくなので、もらってきた。


これがオニ退治用豆セット。
落花生10個、大豆1袋、みかん1個
これで、オニを退治する。





福豆をもらって、この会場を後にすると、
今度は街角で、オニと福の神に出合った。
どうやら、これも、イベントで、
「オニを追い出し、福さがし」で、
このオニに、豆を投げつけるらしかった。
オニは逃げているので、写真がうまく撮れなかった。





私は、さっきもらった豆を持っていたが、
もったいないので、オニに投げつけるのはやめた。

福の神さまは、ばっちり撮れた。
この人ね。





そして、恵方巻きも買うつもりはなかったが、
半額になっていたので、途中で買ってきて、
北北西を向かなかったが、もぐもぐと食べた。
とてもおいしかった。

豆も、投げずに食べた。
自分の中にいるオニ退治ね、などと言いながら。
今年もこれで私の中のオニ退治完了だ。


そんなわけで、節分イベントのお話でした。
さて、みなさまは、豆まきましたか?





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