まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2006年09月04日(月) 防災訓練…参加してみた

9月1日は、言わずと知れた「防災の日」。
しかし、この日は、大雨だったので、この地区では、
昨日3日に、防災訓練日が変更して行われることになった。


実は、私は、なんと、
このマンションの防災訓練要員に指名されていたのだ。
この地区の防災訓練には、マンションの住人も
必ず出席せねばならず、このマンションからは
最低4人は出ねばならなかったのだ。

なんと、それに選ばれていたのだ。
指名でね。
いつも、ウォーキングに出る姿を見られているので、
この人なら、きっと出てくれると思ったらしかった。


で、もちろん、
私は、その指名を受けることにした。
この地区を知っておくことは大切だしね。
何をやるのか、興味もあるし…
防災は大事だし…



ということで、私は、
この日に何回かに分けて行われる訓練の、
夕方の部に出席することにした。


しかし…


張り切って、訓練しようと思っていたが、
なんと私は、金曜日から…
かなりひどい歯痛で、かなり辛い状態だった。
(土日歯医者が休みだったので、病院に行けず)
頭がガンガンしているし、
鎮痛剤を飲んでもなかなか効かず、
この日は、休みたかった…


が、そう思っていたら、
一緒に行こうと約束した下の階の方が、
「行きましょうよ」
などと、迎えに来てしまったのだ。



行かねば、なるまい。


歯は、とても痛いが…
私は、指名されている。
しかも、約束もしていたし、
それに、わずか30分ほどのことである。

私は、小さなアイスパックをタオルに包み、
さりげなく頬に当て歯を冷やしながら、
防災訓練に出ることにして、
近所の小さな公園に向かった。


公園に行くと、この辺りの消防団の人や、
消防署員が何人か来ていた。



どんなことをやるのか?


着くと、集まった人達が2班に分けられた。
私の班は、おじさんやおばさんが多かった。
若い人はほとんどいない。


で、最初に
「こんにちはっ」
の挨拶から始まった。 




消防団の人や、消防署員は若い人が多い。
やる気満々で、挨拶も元気である。
「こんにちはっ〜、みなさんっ」


しかし、臨時防災訓練班の私たちは、
「こっ、こんにちは……」
と、おどおどである。



そんな私たち一団に、
元気な消防団や消防署員たちは、
もう一度、
「さぁ、元気をだして、こんにちはっ。
 今日はよろしくお願いしますっ、
 元気で行きましょう。この訓練は
 きびきびやることが大事です」

などと、再度、元気な挨拶をさせた。


私は、歯が痛かったが、
「こんにちはっ」と
元気に言ってみた。
挨拶は、基本である。


そして、今日の予定を簡単に説明してくれた。
それによると、まずは、東京都の防災の現状や、
もし今、地震が来たら、どのくらいの
被害があるかなどの説明があり、
その後で、避難路などの確認をし、
連絡網などの話を聞き、最後に、
消化器を実際に使ってみるというものだった。


なんだ、
消化器を使うだけの訓練なんだ…
つまんないの。

私は、よくTVなどでやっている
大げさな訓練を期待していたので、
ちょっとガックリ来た。
そう思ったが、歯を冷やしながら、
じっと話を聞いていた。 



みんなはプリントを見ながら、
公園に座って説明を受けた。

それによると、例えば、
「冬の18時」にM6.9が来た場合、
(いろいろな条件はあるが…)
約2800人の死亡、
約75000人の人たちが負傷者

それが、M7.3だと、
約5600人死亡、
約159000人の人たちが負傷者
になるそうだ。


しかし、ここで、適切に処理をしないと、
二次被害の火事でさらに被害を
大きくするとのことであった。

さて、そんな話が一通り終わり、
やっと消化器を使う訓練になった。


順番は、以下のようであった。
「まずは、火事だぁと大きな声で言い、
 これは、地震だけでなくて普通の時にも
 役立ちますからね、火事だぁと大きな声で。
 その後、この黄色のピンを抜き、
 そしてホースを上に上げて、取っ手をギュと握ると
 シューと消化液が出ます。さぁやってみましょう!」






みんなは、いきなり張り切り、
やる気になってきた。
さっきの被害の怖い話の後だからね。



いよいよ、
順番にやることになった…


まず、黄色のピンを引いて、
ホースをあげて、そして取っ手を握る。
私は、何度も言い聞かせていた。



おじさんが最初にやってみたが、
「火事だぁ〜」の声は大きいが、あわててしまって
黄色のピンを引き抜いたが、
ホースをあげるのを忘れて、
すぐに取っ手を握ったりして、
地面に、消化液をまき散らし、
ぶぁあ〜と土埃が舞ったりした。


そのおじさんを見ながら、みんな
「ホースをちゃんと上げなきゃな」
と思っていて、その後は、みんなスムーズに行った。
おじさんも2回目はうまくいった。






もちろん、私もばっちりうまくいった。
アイスパックをポケットにしまい、
「火事だぁ〜」なんていいながら、ね。
これで、消化器はばっちり使えそうだ。


何度かみんな実際にやってみて、
この訓練が終わったら、一人のおじさんが、
「家には、この消化器ないなぁ…」
などと言い出した。

「え、ないですか?」
「ないと思うな」
「いや、一家に1つはあるはずですよ。」
「そうかい、じゃ探してみるよ」
「こういうこともあるので、自宅に戻ったら、
 ぜひ確認してみてください」
と言うことでおさまった。

ちなみに、わが家のはこんな消化器で、
ホースが付いてないタイプだった。
まずは、黄色のピンを引くことね。





さて、ひとまず、これで訓練は終わることになった。
最後の元気な、
「どうもありがとうございましたっ」
の挨拶もすんで。


しかし、私には聞きたいことがあった。
放火についての話である。
この頃、掲示板に「連続放火」「放火多発」 などと、
よく貼ってあるのだ。

そこで、消防署員に
放火について聞いてみることにした。
すると、びっくりな、放火の手口に
ついて知ることができたのである。
ちょっと、驚きでした。



この続きは、また明日書きます。






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