まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2006年08月25日(金) 超簡単料理「石焼きブタ肉野菜炒め」を作る

先日、友人と韓国街で食事をしてきた。
その時に、とてもいい料理を食べて、たいそう気に入り、
この料理を家で、再現してみようと思っていた。
とても簡単そうだし、なによりおいしかったのだ。

私は、料理を作るのも食べるのも大好きなので、
どこかでおいしい料理を食べてくると、
作れそうな料理は、再現してみることにしている。
その料理屋さんで、食べた味とは違うかもしれないけど、
何となくでも、再現できれば楽しいと思っている。
これまで、そうして30くらいレシピを増やしてきた。
これが、なかなか好評なのである。


さて、そんなわけで、
今日は料理の再現の話です。



その料理とは…
石焼き鍋を使った料理である。




と、その前に、わが家の石焼き鍋の話、その後を…
わが家の石焼き鍋は、相当ないわくつきのものであるが、
(詳細は→
「おおっ、これはいいっ!」
「 石焼き鍋製造元の驚くべき対応 」
「怒りの石焼き鍋…最終顛末」
ともかく、あと2つ使える石焼き鍋があるはずである。
しかし、なんと、例のまわりが欠けた失礼な石焼き鍋は、
すでに、もう…ヒビが入ってしまったのである…
(汁が漏れるので、もう捨ててしまった)
本当に、いいかげんな石焼き鍋である。


そして、使える石焼き鍋は、もう1つしか
残っていなくて、この石焼き鍋を大切に使っているのだ。
今のところ、幸いなことにひび割れはないが…
もし、またひび割れたら、
買ったスーパーマーケットに
再び訴えるつもり満々である。


余談であるが、石焼き鍋を買ったら、
まず、3〜5時間くらいは、塩水に漬けるのが
われなくするために必要だそうである。
私が買った石焼き鍋の説明書には、そんなことは、
書いてなかったが、私は韓国街の人に聞いたのだ。

その店にも石焼き鍋を売っていたので、
その店で買ったふりをして、
すぐに、われてしまったと話をしたのだ。
すると、
「塩水に漬けないとダメだよ、絶対ね。
 買ったらすぐにやって、1回でいいから。」
と言われたのだ。



私は、ビックリしたが、幸い最後の1つが残っていて、
一度使ってしまったが、漬けないよりはいいと思い、
塩水にたっぷりの時間漬けてみた。
すると、今のところヒビは入っていない。
この最後の1つを、丁寧に使うことにする。
ともかく、石焼き鍋を買ったら、使う前に、
塩水に3〜5時間くらいは漬けておくこと、
これがコツです。
買ったばかりの方がいたら、忘れずに…ね。



さて、そんな話はさておき…
その残りの石焼き鍋で料理を作ることにする。
この石焼き鍋には、石焼き鍋の名誉をかけて、
頑張ってもらわねばならない。

その最後の石焼き鍋をいそいそと取り出し、
いよいよ料理を作ってみることにする。



どんな料理か。



とても簡単な料理である。
誰でもできる料理である。
仮に「石焼きブタ肉野菜炒め」とでもしておく。
(韓国語で書かれたメニューだったので、
 よく名前を覚えてなかった…)
簡単にいえば、野菜の上に、豚肉をのっけるだけ。


《材料》は、こんな。
・豚肉…薄切り 好きなだけ
・もやし、キャベツ、にんじん、食べやすい大きさに切る
 石焼きなべに入る適当量(もやしだけでも可)
・市販のジャンダレ
・味噌、みりん、
・あればコチュジャン
・キムチ
・ごま油



さて、まずはタレを作る。
私はこのタレは、市販の、焼き肉タレ「ジャン」に
味噌を加え、さらにコチュジャン、みりんを入れれば、
あの味に近づくと思った。
コチュジャンを入れると、辛味が調整できるので、
あれば使うといいけど、なくてもいいと思う。
唐辛子なんかでもいいしね。

それらを、ボウルに入れ、よく混ぜ混ぜ。
タレの完成。
味の感じは好きずきでいいと思うな。
このタレを2つにわけて、
一方に一口大に切った豚肉を漬けておく。



準備は以上である。



いよいよ、石焼き鍋にごま油を塗って、
火にかける。弱火でゆっくりと温める。







ごま油が、ぷつぷつといってきたら、
野菜たちを入れる。
途中1回くらいひっくり返す。







フライパンで、豚肉をよく炒める。
あっ、上にのってる白いものは、ニンニクです。
余っていたニンニクがあったので、入れてみました。
材料外です。







その炒めた豚肉を、野菜の上に置く。
そして残りのタレをかける。
タレをかけると、ジュッーという。
これがいい。
野菜に火が通ったら、おろす。
その上に好みの量キムチをおく。
以上である。できあがり。





写真で見ると、全身茶色なので、
あまりおいしそうに見えないけど、
本当は、おいしそうに見えるのである。
(ライトが暗すぎました…残念)


ともかく…とても簡単である。
ニオイもよくて食欲をそそる。
うん、いいね。
ごはんもすすみそう。
肉と野菜を合わせてみて、



食べてみた…
再現できたか、あの味を?


どれどれ

あっつっいっ!




そう…石焼き鍋料理は、いつまでも
熱いので、ふーふーしながら、
注意して食べなければならない。
ちょっとは、やけどするかも、と、
覚悟する必要がある。
ともかく、あつあつが命である。



もぐもぐ…


ふんふん…




おおっ、確かこんな味だったぞ。
というわけで、再現成功…と言いたいところだが、
かなり野菜の汁が出てしまって、
韓国街で食べたもののように、
「石焼きブタ肉野菜炒め」というより、
「石焼きブタ肉野菜煮」という感じに

なってしまった。






私は考えた。
もしかしたら、一度野菜に火を通して
いるのかも知れないな、
それか、汁を少し取るか、
それと、みりんの代わりに砂糖を
使えば、多少汁は少なくなるかもしないと。


まっ、そんなことは大きな問題ではない。
味はいいのだし、おいしいし。
問題は、この料理を、自分のレシピと
して採用するかどうかである。




うん、OK!
採用決定!




これでも十分おいしかったので、
私は、これでよしとした。
なにより、とっても簡単だし、
ものすごく手早くできるし。
ごはんもすすむしね。

そうそう、これなら、
別に石焼き鍋でなくても、
フライパン1つでも、ホットプレートでもできそうだ。
それに、タレは、別に、普通の焼き肉のタレを
そのまま使ってもおいしくできそうだし…

てなわけでは、私はこの
「石焼きブタ肉野菜煮」に結構満足した。
そして、今度は、もう少し上手に作ろう、
「石焼きブタ肉野菜炒め」にしようと、固く決心した。


全部の材料を混ぜて炒めても
おいしいと思うけれど、こんなふうになんとなく、
料理風に見えるのは、石焼き鍋だからだと思う。
石焼き鍋…やっぱりすぐれものである、と私は思う。



ひび割れるなよ、最後の1つ。
私はそう願った…




今日は、料理の話でした。
もしよかったら、作ってみてください。





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