まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2006年05月17日(水) 「出来る」と自分を信じてみたが…

昨日からの続きです。


そんなわけで、私は、気合いを入れて
水道蛇口直しにチャレンジしてみることにした。

今まで見たことも、使ったこともない、
プライヤーを、ぐりぐりと動かしてみたりして、
気合いを入れ直した。


よしっ、行こう!
やる気まんまんである。



まずは、元栓は閉めた。
完璧である。
次は、六角レンジを使って、ねじをとる。
よしっ、出来た。
完璧である。
どんどん、部品をとっていく。
そして、忘れないように、順番に置いておく。
小さな部品ばかりなので、ていねいに置く。


ここまでは、
自分で言うのもなんだが、
ほぼ、完璧。



しかし、この先に、大きな落とし穴があったのだ。
説明書によると、蛇口そのものを取るように
書かれてあったが、どう取ろうとしても取り外せない。


私は、ぐりぐりと無理矢理回したり、
引っ張ったりしてみたが、全然とれない。
「なんで〜、声明書には、簡単にとれそうに
 かいてあるのに〜」
私はどんどんヒートUPしてきた。
さらに、ぐりぐりと蛇口を回す。
しかし取れない。



そうだ、分からなくなったら、電話をすれば、
教えてくれると言っていたと思いだし、
ここで、部品を送ってくれた業者さんに電話する。


すると…

「本日の業務は終了致しました。また、
 明日の営業中におかけ直しください」
だって。



私は、今、直しているんだって。
今、聞きたいんだって。
教えてくれるって言ったじゃない!
プリプリと、電話に怒りをぶつけてみたが、
つながらないものはつながらない。
時計を見ると、すでに午後7時を回っていた。


ちっ、ダメか… 

もはや、頼れるのは自分の腕のみである。
(頼りないけどね…)




しかし、ふと冷静になってよーくみると、
「あっ、なんだ蛇口を無理に取らなくても
 パッキン交換出来るんじゃん」
と気がつく。



説明書は、あたかも取りはずさねばいけないように
書いてあったが…大丈夫だったのだ。
うそつきな、取扱説明書である。


よっしゃ、ついに、
新しいパッキンと交換だ。

なになに?



説明書にはこう書いてある。
「この部分が特にカルキがたまり、
 汚れているのでよく掃除をする」



ふぅーん、掃除ね。
ということで、最初の揃えた道具にくわえて、
歯ブラシも必要だということが分かり、
歯ブラシも用意する。

そして、その歯ブラシでせっせと
パッキン交換場所を掃除する。


ピカピカである。
完璧。



私は、掃除をし終わったので、
新しいパッキンと交換した。

これでよし。
ほぼ終了。完璧。
後は、元の順番どおりに
組み立てて行けばいいのだ。
ふふん、出来たね。


私は、組み立て始めた…
しかし、どうしても元通りに組み立てできない。
どうしても部品がおさまらないのだ。
それに、余っている部品さえある…
(ムキになっているときに、ポロッと落ちてきたので、
 どこにあった部品か全然わからない)

なぜだ?
私は、原因を探るべく、部品をいろいろと
いじくったり、叩いたりしてみた。
叩いてもどうにもならないけどね。
でもって、そう、全然おさまらない。
余った部品もどこに入れればおさまるかわからない。
(小さな部品なのでどこかにおさまるはずだが…)



おさまらない原因を探ったら、
蛇口の周りにある、白いカバーのようなものが
邪魔だとわかった。
その邪魔なカバーは、全然動かない。
もちろん、小さな部品もどこに入れていいのか
皆目検討もつかない。
どこにも入りそうにもないし…


私は、格闘した。
3時間ばかり…
その白い邪魔なカバーを何とかしようとして。
小さな部品をどこかに入れようとして。

(あっ、この間に、お腹が空いたので、
 さらっと、お夕飯を食べました)


そして、ついに諦めた。


やっぱり出来ない…
なんで出来ないんだっ。



怒りと悔しさでいっぱいになる。
私は、ちゃんと説明書どおりにやっている。
しかも、それぞれは完璧である。
掃除もした。
しかし、丸い白いカバーが邪魔して、
どうしても元通りにすることが出来ない。
「こんな、邪魔なものをつけるんじゃないっ!」
蛇口に怒りをぶつける。

写真で、蛇口の白く見えるところが邪魔な部品。
私にとっては、いらない部品。
右下の小さな白い部品が謎の余った部品。






しかし…そうはいっても、
なんぼなんでも…
このままではいかんだろう…
水道を元栓から閉めていては、
おふろも、トイレも使えない。


しかし、今、元栓をあけたら、
ここから水道の水はあふれ出す…



私はまた、水道蛇口と格闘した。
なんとかなれっ!!



すると、
最後まで、元のように組み立ては出来ないが、
水道を止める最低限の処置はすることができた。



つまり、このままの状態で水道を使えば、
元栓を開けても大丈夫だとわかった。
ということで、不便だが、
この形のまま水道を使うことにした。





取っ手がないので、
かなり、使うたびに不便だし、
手も痛いが…
背に腹はかえられない。
とにかく元栓を開けなければならない。



まぁ、しかたあるまい。
ここまでである…
ノロノロと元栓を開けに行く。
なんとか、水が噴き出さずにすみ、
水道は使えるようになった。
かなり、みじめな形である。




結局…水道蛇口直し、
みんなにはできたらしいが、
私にはついにできなかった…
いまさらながら、どんな「みんな」だったのか、
ちゃんと聞けばよかったと悔し紛れに思う。

そのみんなとは、恐らく、
「水道蛇口を直し慣れている人みんな」
だったのだ。
少なくても、私のように、
水道蛇口直し初心者ではないはずだ。
私は始めてそのことに気がついた。


しかし、もう遅い…


結局明日、私は、6000円払って、
業者さんに来てもらわねばならない…

あーあ、プライヤー分、
1280円も損したしなぁ…
4時間以上も格闘したしな…
がっくりである。
努力が実らないこともある…


そんなわけで、私は次の日、仕方なく
業者さんに電話をした。


すると…
意外なことがわかったのだ。
しかも意外な展開になったのだ。



すいません、またまた、
長くなりそうなので、
明日続き書きます…


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