2006年01月11日(水) |
横転事故に遭遇する…びっくり |
今日は午後から打合せがあり、 自転車に乗り元気に出かけた。 今日は、寒さも少しだけゆるみ、いつもより、 軽快な感じでペダルを踏んで出かけた。 そして、無事に打合せが終了。
再び、元気にペダルを踏んで帰ってきた、 ドラッグストアによっていこう、なんて思いながら。 その帰りの道での出来事である。
信号で待ってると、少し遠くの方から、 ガシャガシャーンという音がした。 「おやっ、何だろう…」と思っていたら、 誰かが
「車が横転したぁ、こっちに入ってくるな!」 と叫んでいる声が聞こえた。
車が横転?
事故?
これは、何が何でも行って見ねばならない! 私はいきなり決心をして、 その道の奥の方に、自転車を吹っ飛ばして、 行ってみた。
すると、
おおっ……
見事な横転!
うひーっ、びっくり!こんな具合。
これが裏と表。
ドライバーは大丈夫なのか? しかし、車の中にドライバーの姿は見えない。 周りを見渡したが、 ドライバーらしい人の姿は見えない。 どこにいるのだろう? 私はきょろきょろと見渡してみたが、いない。
この状態だと、助手席から出るしかない。 一人で出たのか? そしてどこへ行ったのか?
車の前にある脚立で、地上に降りたのか… 誰がそんな準備をしたのか…
まだ事故したてなので、私が駆けつけたときには、 警察官もいなかったのだ。
ともかくドライバーの姿はみえなかった。 とりあえず、私は写真を撮ることにした。 写真を取っていると、警察官やら白バイがやってきた。
すると、どこからともなく、 ドライバーと思われる人が出てきた。 警察の人と話をしている。 この人なのか? おじさんである。 ケガらしいケガはないように見える。 思ったより元気そうだ。 でも、本当にこの人なのか?
私は、しばらく立って状況を見てみることにした。 おじさんは、大分長い間、警察官と話している。 私は聞き耳を立ててみたが… 残念ながら、もそもそとしか 聞こえてこなかった。
そして、そうこうしているうちに、 おじさんと、警察官はどこかに歩いて行ってしまった。 私は、残っている警察官の方に、近づき、 思い切って、話しかけてみた。
「あの〜、どうしたらこんなふうに横転するんですか?」
まぬけな質問だったが、どうしても疑問だったのだ。
すると、警察官は、
「いやぁ、私にもよくわかりません。 ただ、その通路にあるポールにぶつかった ようですね。曲がってますからね」 と言うのだ。
そう言われてみると、
本当にぐんにゃり。 (手前の赤白のやつ)
そっか、ここにぶつかって、 おっとっとと横転したのだ。 たぶんだが…
そして、さらに警察官に聞いてみた。 「あの〜、ドライバーさんは大丈夫だったんですか? さっきの方ですか?」 「いいえ、さっきの人ではないです。 ドライバーさんは事故直後に、自分で歩いて、 近所の交番まで来たんです。」 「ええっ〜、じゃ、大丈夫だったのですね」 「ええ、一人で車から出たようですよ。 この近所の人のようですよ」
ああ、よかった大丈夫だったのだ。 そして、この近所の人だったのだ。 そして、あのおじさんではなかったのだ。 あのおじさんは、おそらく横転したとき、側にいた人で、 その状況を詳しく話していたのだと私は推理した。
ともかく… 私はこんな大きな車の、こんな見事な横転事故を 見たのは始めてである。 こんなことがあるのだと、しみじみと現場を見て しまったのでした。
■「ことば探し」に戻る→http://www.kotobasagashi.net/
気軽にコメントが入れていただけます。
→「ぼちぼち、お散歩日記」
■「ことば探し」に戻る時→
「ことば探し」
■「ことば探し」メールマガジン(月〜金)発行しています。
「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。
コンパクトで、読みやすい構成にしています。
→「購読申込み」
|