2005年10月24日(月) |
高層マンション反対運動その後 |
マンション反対運動は大詰めを迎えている。
建築審議会に申し立てをすることになったのだ。 弁護士さんをちゃんと立てて。 しかも、何度も建築関連の弁護している 強者弁護士さんである。
これが、うまく行くかどうか… そして、この審議会で建築に待った!が かけられれば、一発逆転も望めるのだが…
私たちがやろうとしていることは、 建築基準法で建築を許可されたマンション建築の、 建築基準を満たしてはいないところ、 或いは、違反を見つけて、 そこを、突いていこうという事である。 そのためには、どうしても建築図面がほしい。 しかし、そんなことを百も承知の業者が 図面を出すはずもない。
そう…
業者側から必要部分の建築図面が 一枚たりとも出てこないのだ。 (全体のイラストとか、目に見える問題 箇所訂正の図面が少しあるだけ) 「一枚たりとも出しません!」と まで、言われているのだ。
そして、確かに、業者側が、 建築図面を出す義務はないのだ。 そう法律で、決められているのだ…
では、その建築図面を見て、 どこが建築許可したのかというと、 これまた民間業者であって、 こちらもその図面を開示する義務はないのだ。
つまり、 建築されるマンションが どんなふうに建てられるか、 どんな建物なのか、 地域住民には全くわからないのである。 教える義務も、開示義務も、ないと言うのが 今の法律なのである。
本当に、この建築基準法は、 住民には、全く不利な法律だと実感する。 この法律は、 建築業者と、不動産がらみの企業の ためのものだと実感する。
なんだか…本当に変だなぁ、 この法律おかしいよ…、と 全くのしろうとの私でも思う。
どうして、こんなに 「ともかく、建てた者勝ち」の 法律ができあがったのか… やっぱり、不動産業界や、 建築業界を助けるためなんだなぁ…。
だから、こんなに町中にバラバラの 統一性のない建物が建つんだし、 日本の街がどんどん乱れていくのだと 私は、一人で憤慨している。 (イギリスなどの美しい町並みなど みると、本当に羨ましくなる。 もっとも国民性も違うが)
そんなことはさておき、
そうです、 こんな不利な状況の中で、 住民は戦わねばならないのです。
しかし… しかしですよ、
どうして、そこまで建築図面を出さないのか… (おそらく、出したくないものなんだろうが) ほかのマンション建築では、図面を出している 所もあるというのに、どうして出さないのか… 出すとまずいことがあるのか… (こういう時のことを考えて、法律は、要請があれば 出すことを義務づけるべきだと思うのだが)
おそらく、まずいところはあるのだと思う。 法律に触れる、ぎりぎりの何かがあるのだと思う。 そこを突かれると、 痛いところがあるのだと思う。
いや、あるはずである! (希望的観測だけど)
そこを、突くのだ、私たちは。 そして、その可能性がちょっとだけあるのだ。 そこに、賭けてみる覚悟なのである。
しかし何はともあれ、 ああ、建築図面…ほしい…
てなわけで、 いよいよ佳境に入っております。
どうなるか… 弁護士さんの腕にもよりますが、 すべて、これからですね。
強者弁護士さんに、 期待することにします。
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