まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2005年06月11日(土) ブックオフで、出会った女の子

今日は、いつもの夕方のウォーキングの
最終目的を「ブックオフ」と決めて、
先日買ったばかりの「おニューの万歩計」をつけて
いつもどおり元気に出かけた。
雨がふっていたけどね。

てくてく…
いよいよいつものブックオフに着く。
今日はここからが本番。
欲しい本がみつかるか…どれどれ。

店内に入ると、雨なのに(だからか)
とても混んでいる。
人並みをかけ分けて奥に進むと、
小さいな女の子(5〜6歳くらいか)が
絵本コーナーに、踏み台を運ぼうとしていた。

重そうだったので、手を貸して、
絵本コーナーまで運んであげた。
女の子は、にっこりとした。

しかし、その子の取りたい本は、
(ちなみに「シンデレラひめ」だった)
その踏み台にのっても届かない高さにあった。
それがわかったので、「この本?」と
聞いて取ってあげた。

すると、その女の子が私の顔を見て、
「どうも、ありがとう」ととても
はっきりと言ったのだ…

私は、驚いた。
ちゃんと「どうも、ありがとう」と言えるなんて、
なんてすごい子なんだろうと感激してしまった。
しかし、その場は、
「どういたしまして」と言って離れた。
その子は、手をふってくれた。
なんて、いい子なんだろう…(じーん)

本を選んでいたが、その子の親が
どんな人なのか、どんどん気になってきた。
どんな人が、育てているのかしら…
ああ、気になる…

本を選んでいると、その子と親らしい会話が
聞こえてきた。
どうやら、お父さんと来ているらしい。

我慢できずに、本を選ぶふりをして、
その親子の近くによってみる。

ちらっとみると、短パンにTシャツの
普通の若いお父さん(32歳くらいか)である。
よく、しつけしているなぁとしばし感心して、
見ないようなふりをして見ていた。
親子は、絵本選びをしていた。

レジで、その親子と合った。
その子は、シンデレラひめではないが、
違う絵本を手にしていた。
「買ってもらうの?よかったね。」
「うん、買ってもらうの」

あまりに、キチンと答えるので、
私は、その若いお父さんに、思わず、
「とてもいいお子さんですね、さっき
 本を取ってあげたら、ありがとうって
 はっきりと言ったんですよ、
 とても、いい子ですね」
と声をかけた。

すると、そのお父さんは、こう言ったのだ。
「すいません…」
「?」(ことばなし)
えっ、私は何か悪いことを言ったのか…
そのお父さんは、小さくなっている。
こちらも見ない。

私ったら余計なこと言ったのか…
と思って、その子を見ると、その子は嬉しそうだ。
ああ、よかったと一安心。
「じゃ、さよなら」と声をかけて
ブックオフを後にした。

帰る道々、私は考えた。
そうか、あの子のしつけの良さは、
きっと奥さんによるものだな…と。
きっと、おかあさんがしっかりしているのだろう。
だって、お父さんは「ありがとう」と
言えなかったもん…
などと、勝手に想像したのであった。
まちがっていたら、ごめんなさい。

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よろしくお願いいたします。
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