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2014年03月23日(日) DIYに目覚める


人生5度目の引越しをした。
今までの引越しと大きく異なる事が一つ。

賃貸ではなく中古住宅をリフォームした事。

古く小さな家ではあるがこれで一応「マイホーム」を持ったことに。
維持管理面でこれまでとは違った面倒事は追々出てくるだろうが
それ以上に今度は触るも自由、改装も自由なのが嬉しい。
今までは「借り物だから傷つけられない」と、画鋲穴一つ開けるのにも気を遣ったが
今回は、壁に穴を開けようが、木を打ちつけようが、色塗ろうが、張り替えようが
基本フリーダム。新築じゃないところも逆に気兼ねなく触ることが出来て有難い。

引越し早々、早速鍵を失くす…というハプニングはあったものの
荷物整理しがてら、目下DIYに勤しむ日々。
芝居では装置作りから逃げまくるほど、そして実は「DIY」という単語自体、
今回初めて知ったほどの日曜大工初心者ですが
いろいろ下調べしていくうちに気付いた事があって
実際に、作り始めてからそれは確信に変わったのだが

要は、パーツがデカい「ガンプラ」なんだな、と。

ワンバイ素材を丸ノコで切って、溝彫って、
ペーパーがけして、色塗って、ビス止め…
素材と工具は違うけど、「あ、なんだガンプラと一緒じゃん」と作りながら何度も思った。

とは言え、「初めてのDIY」故、妥協したところも多い。
高さ240cmもあるTV棚(兼本棚)という
いきなりハードルもサイズもデカい物体作りから手掛けてしまった私も悪いのだが
例えば木ダボを使用して、ビスを締めた跡を隠すのがDIY界では当然らしいのだが
穴開けるのが面倒なので直接ビスを打ち込むことにする。
結果打ち込んだネジの頭が見えているのですが

気にしない

材と材を繋ぎ合わせる時に、木ダボを使用して強度を上げる、なんて事も
DIY界では初歩テクらしいが、ダボ穴を開けるのが面倒なので当て木で対応する。
材と材の合わせ目が多少ズレているが

気にしない

そんな「妥協」と「気にしない精神」の繰り返しで、切断に1日、トリマ掛け1日、
色塗り1日、組立1日と、のべ4日程かけて処女作が完成。
なんとも無骨な仕上がりとなったが、見方によれば骨太。モノは言い様。

トリマーで6mmの溝を掘って、市販の棚受けレールを材に埋め込んだのが
今回自分なりのこだわりどころ。
塗料もステイン系を使用して、木目を活かし、壁紙にあわせた色合いに出来たのもグッド。
森林浴っぽいイメージでもっとナチュラルな樹の匂いがするかと思いきや
ホワイトウッドって意外と鼻を突く臭いがするんだな…そこが予定外。


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