長距離運転が好きな私にとって 「缶コーヒー」 は、旅のお供としていつも助けられてるありがたい存在。
そんな缶コーヒーと長い間付き合ってると 結構な技術の粋が集まった代物なんだな…と思う時があるのです。
例えばあのプルタブを開ける「カコッ」て音。 あの音ひとつとっても、メーカーは結構力入れて開発してるんじゃなね? と、最近の缶コーヒーのプルタブ音に進化を感じるのは私だけでしょうか。 それとも、あの音を聞くだけでどこかホッとしてしまう私がおかしいのだろうか。 いやいや、あの「カコッ」音に癒されるのは私だけではないはず。
ほら、某大手自動車メーカーだって、 「クルマのドアを閉める音」には相当の力を入れているらしいから。 それと一緒なんですよ。
最早ブレンドだの味だの本質的な部分だけじゃなくて プラスアルファ的な、商品的付加価値を付けていかないと、競争社会を生き残っていくのは 難しい時代になってきたのかもしれないね。 視覚や聴覚、強いては人間の5感に訴えていかないと。
「味覚だけの満足」には限界があるところまで缶コーヒー文化は進化を遂げたのかもしれない。
…と、缶コーヒー片手に、運転がてら考えてたとある出張の一日。
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