『蝉の声』をとても久し振りに聞いた気がします。
なんて書きますと、それはつまり、ここ何年かは如何にインドアな夏を過ごして来たのか…
という意味にも取れて、そう思うと情けない限りではありますが。
６〜９月は機動力低下を伴う私なのです。そこはどうか大目に見てやってください。

ついでに言い訳をさせてもらうなら
普段何処に行くにしてもクルマを使ってが多いのですが、ウインドウ締め切って運転してるので蝉の声くらいの音だとなかなか耳に入ってこないのと、そもそも通勤路ひとつとっても蝉とは縁遠い堤防道路や幹線道路ばかりを走っているのと、結局蝉が鳴いていたとしてもサボさんの声にかき消されてしまうのとで、やっぱり聞こえ難い状況にあったのは事実なんですよ。

ところがアナログ放送が終了しちゃって、ちょっと動くだけでも受信不安定で音声も画面も消えてしまう脆弱ワンセグになり、コトあるごとに頻繁に無音状態になる車内となった今、そりゃもう窓を閉め切っていても外部の音が聞き取りやすくなりまして、たまたま街路樹の多い通りの信号待ちでこの度蝉の声シャワーを浴びるに至ったワケなのであります。
いやぁ、正直「もう都会には蝉いなくなったのか？」くらいに思っていたほどなのです…。

「別にクルマじゃなくても、蝉の声聞く機会なんていくらでもあるだろ」
という声が聞こえていそうなのは百も承知なのですが、何せ私のスペック低下具合ときたらそりゃもう…残念極まりないくらいなんですよ。

とまぁ…
なんかここまで言い訳のオンパレードさせていただきましたが。

結局何を言いたかったのかと言えば

『蝉の声っていいね、風流だね。』

ってことなんです。これが言いたかったんですよ。
なんか急に山行きたくなってきた。

その前にまずは外に出よう。積極的に。