2010年11月14日(日) |
遅咲きのピアニスト(385) |
【第15回 パストラーレ本番】
リハーサル中の風景
本番日。 8時に起床して、1時間ほど自宅で最後の悪あがき。 10時30分に会場入りして撮影班と合流。 11時にリハーサル(私の持ち時間は約10分)ここで、本番ピアノを使っての最終調整。 撮影班と昼食をとって、12時45分開場… そして、13時いよいよ開演。
私の出番は最後。 終わってみれば『トリ』というプレッシャーに気圧される事もなく、楽しく演奏できました。 そう…とってもステキなことに、今回は純粋に楽しんで演奏が出来ました。 確かに緊張はしましたが、余計なプレッシャーは感じることはなく、生演奏を弾きながら何より弾いてる本人が一番楽しんでました。 約6分の曲も、あっという間に終わってしまったように感じて 『え?もう終わり?もしかしてどこか小節とばしちゃった?』 と思ってしまったほど。。。 "もっともっと弾いていたい!" と思いながら演奏していたのが、何より楽しんで弾いていた証拠なのかもしれません。
今回は、各方面からたくさんの知人が観に来てくれました。 職場の人、劇団の人、映画で共演した人…etc ほとんどの方が、私の演奏を聴くのは初めてという人たちばかりでしたが、皆さんからも概ね『よかったよ』という感想を頂き、まずまずの演奏が出来たんだと思っています。
上映会や舞台、そして今回のピアノ… こうしてちょいちょい人前で何かが出来る機会があるというのは、とても恵まれていて幸せなことなのかもしれません。 改めて皆さんに感謝です。
それにしても…改めて思ったのは、やっぱりピアノは舞台以上に緊張しますね。 一人じゃない舞台はミスしてもお互いにカバーし合えるけど、ピアノは好き放題できる代わりに全て自己責任。この違いが思った以上に緊張具合に現れてきます。
撮影も無事3カメ収録が出来たようで、現在編集をお願いしている最中。 デキが楽しみであります^^
そしてとても有難いことに 終わってからもたくさんの方々からメールが届きまして、帰ってからも感激しきりでした。
『素晴らしい演奏だったよ〜 あんな長い曲を暗記してるなんてすごいなぁ』 ―映画共演者
『久しぶりにピアノの生音が聞けて癒されました♪…いいですねぇ…ピアノ』 ―劇団関係者
『すごく格好よかったよっ 相当練習頑張ったんだよね』 ―職場関係者
『(前回の発表会の演奏と比較して)進化が著しかったですね、楽しい1日を過ごさせていただきました。ありがとう』 ―撮影班の一人
『うまいもんでしたよ…趣味を沢山持つことはいいことだと思います。』 ―職場の上司
『とっても素敵でしたよ〜 すごかったです kandamaさん演奏上手いですね』 ―劇団共演者
『あまりにも皆さんから、"最後の人が上手だった" というお言葉をいただいたのでご報告です。(中略)うちの妹と母は、全プログラムの中で一番だっと言っていました さすがでしたね、kandamaワールド』 ―先生
もうね…涙がちょちょ切れる程…ありがとうございます ( ノд;)
いろいろ興奮しちゃって舞い上がっちゃって…結局眠れたのは3時頃。 なんだか…夢のような1日でした。
楽屋にでっかい花が届いて皆で『うおーーーっ?』ってなったりとか やっぱり撮影班の存在感で周りが『うおーーーっ?』ってなったりとか いろいろ裏話もありますが、それはまた後日の機会にでも。
とにかく、お疲れサマッした!
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