2010年11月12日(金) |
遅咲きのピアニスト(383) |
【最強装備?】 怒涛の5日連続ピアノ日記シリーズ その3
本番まで残すところ、あと2日。 もうここまで来たらジタバタしても仕方がありません。 体調を万全にして、精神状態を安定させることに全力を注ぐ。
こちらは、本番に装備予定の《ネクタイ》と《ポケットチーフ》と《リング》 前回の本番でも身に着けたモノで、いわゆる "験担ぎ"。 ネクタイはウィーンのケルントナー通りの土産屋さんで買ったモノ。 リングはあるピアノ関係者の勧めから『演奏中の指が映えるように』と買ったモノ。 ポケットチーフはネクタイの色に合わせて『こんな時くらいしかしないから』と買ったもの。 とまぁドラクエの最強装備がロトの剣、ロトのよろい…とかであるならば、これが私のピアノ演奏用最強装備だ。スーツもこの日の為に新調したしな。
《kandama の そうび》 E ウィーンのネクタイ E さんれんリング E おそろいのポケットチーフ E イタリアンスーツ
うん、これで攻撃力、防御力、テンション、演奏力上昇間違いなしだ。
前回の発表会は初めてということもあり、わからないコトだらけだった。 とにかく持てる力を全力で出し切ることに集中して、気が付けば終わっていたという状態。 今回は2回目だということ、場所も前回と同じということで、それだけでも気持ちに随分と余裕がある。 『発表会がどんなものか』とわかっただけでも、練習の進め方やスケジュールも組みやすくなった点で大きなアドバンテージ。6分という前回の倍のボリュームの曲に挑戦できたのも、単に自分の腕が上がっただけではなく、勝手がわかったという部分も大きい。"経験による学習" は何より効果があるモノだと改めて思った。
そして何より 今回の発表曲【ペガサス〜精霊の冠】を演奏するにあたって、今までのどんな曲よりもたくさんの方々にお世話になった。 先生はもちろんのこと、同じ発表会に出る同門のミクちゃん。 『精神と時の部屋』を貸してくださった文化センターの皆さん。 私の出稽古に快く応じてピアノを貸してくださった同僚と、そのお母様。 映画機材で私の拙い演奏を撮影してくださる、撮影班の皆さん。 私の練習を陰で支えてくれた、スカイプ要員の皆さん。 稽古スケジュールをあれこれと調整し、練習も合わせてくれた劇団の皆さん。 励ましのメールを送ってくれた皆さん。 そして演奏会当日に来ていただける皆さん。 本当に本当にありがとうございます。こうして無事に【ペガサス〜精霊の冠】が弾けるのも、皆様の支えがあってこそ、です。
本当は、皆さんへの感謝の気持ちを発表前のコメントにしたかったのですが、『長すぎる』とのことで残念ながら割愛せざるを得なくなりました。 なので、この場にてお礼を言わせてください。
『たくさんの方々の協力と支えがあって今日という日を迎えることが出来ました。これまで支えてくれた皆さんと、そして今日聴いていただける皆さんへ感謝の気持ちを込めて演奏します。 ピアノ歴3年、まだまだ発展途上な腕前ですが、プログラム最後のエントリーに恥じないよう、真心を込めて演奏しますのでどうか生暖かい目で聞いてください。』
当日は、この文章の前半か後半のどちらかが読まれる予定です。
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