2〜3年位前から 『ルーズ』に生きよう。 と少なからず心掛けている自分がいる。
一昔前の私は 集まりがあれば、集合場所に誰よりも早く1番乗りをし メールが届けばどんな小さなことでも必ず返信し 留守電が入っていればどんな状況でも気付いてから30分以内に必ずコールをし 人との付き合いには自分の予定を省みず律儀に顔を出し 約束事は必ず守って遂行する… ちょっと極端な書き方をした部分もあるが、それくらい固くて生真面目だった
仕事ならともかく プライベートの気の許した仲間内での集まりですら こんなだった私
それはそれで『しっかりした人』という評価は貰っていたものの ある事件をきっかけに "それだけでは何も生まれない" というコトに気付く。 何も生まれない…と言うより、それ以上は進めない、と言ったほうが適切か。
ここ2〜3年かけて プライベートの付き合いで、特にルーズを心掛けるようにした。 心掛けるなんて固く考えずに、楽に、楽に、生きていけばいいんだと言い聞かせた。 集まりに少し遅刻したり、疲れてる時は無理にメールを返信しないようにしたり 誘いを断ったり、「約束事」を「面倒くせぇよ!」と置き換えたり。 良くも悪くも人に迷惑をかけるようになった。 だけど気持ちがすごく楽になった。
何より、私とその友人たちの間にあった見えない『壁』が 無くなったような気がした。
その壁を作っていたのは…他ならぬ私自身であったのだけど。 楽に、楽にいこう。
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