ある日の仕事中のこと ふと見れば上着(スーツ)のボタンが取れそうになって みっともなくブラ〜ンとなっていることに気が付いた。
これは恥ずかしい、恥ずかしいったらありゃしない。 即座に総務へ内線し、『裁縫セットはありますか?』と聞けば『ありますよ』とのこと。 うん、よかったよかったと一安心も…
…
…ここで大問題発生。
…私、家庭科(特に裁縫)の才能まるっきりありません orz …
針と糸を自在に操るスキル…全くありません。。。 "纏り縫い" を "祭り縫い" とずっと勘違いしてたくらいですから。。。 何が悲しくてワッショイしながら裁縫しろと。。。そう思ってたくらいですから。。。
なので
恥を忍んで、恐る恐る、ムリを承知で 『あのー…サクッとつけてもらう訳にはいかないでしょうか…?』 と勇気を振り絞って切り出してみたのです。
《一人目》 ・最初に裁縫道具ある?って内線した総務のオネーチャン →『えー…他人(ひと)のはチョット…』
《二人目》 ・隣の席の同じ部署内の事務員さん →『忙しい、ムリ』
《三人目》 ・お局様 →『そんなのkandamaさんならチョチョイでしょう〜?誰もやってくれないのー?』
ここで、もうダメだと諦めました。
そりゃそうだはなぁ… 旦那(彼氏)でもないヤツのボタンなんてつける気にはなれんわなぁ。 むしろ、何デリカシーの無いこと聞いて来るんだコイツは…と思われたのかもなぁ。 それとも今時はボタン縫い付けるコトくらい自分で出来て当たり前のご時世なのかなぁ。 それともただ単に私の人徳が足りないだけなのか…そうなのか…そうなのかもしれない。
いずれにしても…こういう時に誰も頼る相手がいない自分と 自力では何も出来ない自分に…凹んだ orz …
自分で挑戦して、ダメなら諦めてローテから外すか新しいのを買うしかないのか… たかがボタンごときと言いたいところであるが、そのたかがボタンに負けた私です。
*----------------------------------* 《追記》 結局、お局様が『しょうがないなぁ…チッ』とやっていただけることになった。 今度菓子折り持ってお礼に行こう。
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