2009年12月21日(月) |
遅咲きのピアニスト(262) |
【クリスマス会 補足】 クリスマス会が自分にとってはグダグダで最悪な結果となってしまったのは 前回の日記で詳しく書いた通りなのですが
事の顛末からもわかっていただけるように 何もグダグダでダメダメで最悪で忘れてしまいたいと思っているのは 私の個人的な事情によるものあり、私だけがそう思っているだけであって 先生方サイドの目線から見たのであれば、クリスマス会は大成功であり 先生や他の参加者、保護者の方から見れば 私も発表者として、サンタとして、じゅうぶんな役割を果たしたよと言ってくれる。
確かに、今回サンタの衣装に着替え待機中の私の身に起こった出来事は クリスマス会最中の出来事とはいえ クリスマス会や私の発表曲には直接には関係ないことであり 先生方や他の参加者の方々の全く知らないところで起こったことであり (だから余計に辛かったというのもあるのですが) 『へぇー、待機中にそんなことがあったんだぁ、へぇー』 の一言で済ませることも出来るのですが
安易に考えてサンタ役を提案し、余計なトラブルを招いてしまったこと もっと上手に対処できるはずなのに、子ども相手にムキになってしまったとこ サンタという格好をしていたにもかかわらず、素で怒鳴ってしまったこと 気持ちの切替が出来ず、思いっきり引きずってしまい演奏にそれが出てしまったこと
それらの思いがクリスマス会が終わった後も頭の中でグルグル回って 悔しいのやら、悲しいのやら、情けないのやらで もう涙が出そうだった。
当たり前だがクリスマス会の人達は、誰も待機中の出来事を目撃していない。 その人たちに限らず、あのやり取りを目撃してる人がいたら 私の行為はどう目に映ったのだろう… やはり大人気ない行為に見えたのだろうか。 …そんなコトばかりを考えてしまう。
講師とか保護者とか誰も見ていないことで 子ども達も、そして私自身も 純粋な『本性』が出たのだと思う。自制心の欠片もない純粋で醜い部分。
あそこに一人でも、普通の格好をした大人がいれば あんなにも殺伐とした光景にはならなかっただろう…。 もちろん私も、怒鳴ることなく道化の役を演じきっていたかもしれないし 助けを求めているなり、もっと穏便にコトは済んだはずだ。 まぁそんなことを考えたところで今となってはどうしようもない。
何より その時の動揺をずっと引きずってしまい 気持ちの切替も出来ないまま 肝心のピアノ演奏を全くダメにしてしまったこと それが何よりも悔しい。
まだまだ自分はメンタル面で改善すべき部分が多々あることに気付いたことは 良い勉強にはなったのだが 本当に悔しい。
あれだけ一生懸命に練習して 半年かけて音を拾って、弾きこんで、練習して、どうにか間に合わせた発表曲 確かにこの日の演奏が全てというわけではないのだけれど それでもひとつの目標として 満足のいく演奏が出来るように努力してきただけに
些細な出来事で それまでの努力と練習の成果を 一瞬でフイにしてしまったこと
本当に…本当に…今回のことは悔しい。 自分に、先生に、ピアノに、曲に対して 申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
涙が出る理由は、多分ここなんだろうなぁ。。。
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