2009年10月20日(火) |
最も人を動かす力のあるピアノ曲 |
ピアノ日記として書こうかどうか迷った挙句…結局ピアノ日記にしなかった、そんなどうでも良いピアノ話をひとつ。
ピアノ曲にも、明るい曲、楽しい曲、悲しい曲、速い曲、遅い曲…と いろんなタイプや印象を持つピアノ曲があり、 当然それは、人それぞれで評価、印象が変わるものであったりする。
だが、一曲だけ きっと満場一致で『この曲だ!』と誰もが同じ印象を持つであろう究極のピアノ曲が存在することに気が付いた。
ちなみにそれは 『聴けばいてもたってもいられなくなってしまう曲』
アラベスク?…否っ! 英雄ポロネーズ?…否っ! トルコ行進曲?…否っ! ビゼーのカルメン?…否っ!(←そもそもピアノ曲ではないな)
誰もが『いてもたってもいられなくなる曲』 …それは
…
ラジオ体操第一っ!!
これに勝るピアノ曲がありましょうか! コト "人を動かす" においてこの曲の右に出るピアノ曲はない。 前奏を聴くだけで人は立ち上がり、姿勢をただし、正面を向く… 『パブロフの犬』も真っ青なくらい、人間の体に染み込んだ、究極の『性に訴える』曲であると私は思うのだがどうだろうか?
例えば、ピアノが置いてあるちょっとセレブなレストランに食事に行き ワインでも片手に優雅に談笑している中、突然『ラジオ体操第一』の生演奏が始まったら…? 皆、ガタッと席を立ち一斉にキヲツケ!の姿勢をとってしまうに違いない。
例えば、高名なピアニストが演奏会で、素晴らしいレクイエムを演奏して 拍手喝采の中、アンコールで唐突に弾き始めた曲が『ラジオ体操第一』だったら…? 皆、ガタッと席を立ち一斉にキヲツケ!の姿勢をとってしまうに違いない。
例えば、寝る前に心を落ち着かせよう、と動画サイト等で「癒しのピアノ曲」を検索して ヘッドフォンに身をゆだねながら、マッタリとしたピアノ曲にウトウトして …ぁ〜、もう夢の中〜ってイイ感じの最中、次の曲がいきなり『ラジオ体操第一』だったら…? あなたは、ガタッとベットから起き上がりキヲツケ!の姿勢をとってしまうに違いない。
例えば、なんかピアノ曲弾いて〜?ってせがんで、弾いてもらった曲が いきなり『ラジオ体操第一』だったら…? あなたは、ガタッと席を立ち一斉にキヲツケ!の姿勢をとってしまうに違いない。
日本人だけに通用する、最も影響力のある恐るべきピアノ曲 それが『ラジオ体操第一』
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