10代・20代というのは、頭も柔らかく昨今の情報過多な状態でもじゅうぶんに対応でき たくさんの情報が一度にきても、その全てを受け入れるだけのキャパがある。 それが自分にとって必要な情報なのかどうかを判断するのはむしろ二の次であり、 まずは全ての情報に接することが必要であり、それが出来る世代だと思う。 だからひとつでも多くのことを学び取って経験を積むというのもこの世代の役目。
30代・40代は、これまで培ってきた経験などを生かして、逆に数ある情報の中から 必要な情報だけを搾取することが出来る世代だと思う。 己の経験則を生かした『フィルター』を発動して、それが自分にとって必要な情報かどうかを見極めることが必要であり、迅速かつ合理的に物事を判断することが出来る世代。 10代20代で経験した分だけ、己のフィルターに磨きがかかり信用度が増すというもの。
だが、世の中には間違ったフィルターを作り上げてしまった人たちがいる。 簡単に言えば『自分にとって都合の良い情報』だけを通すこと。 通すだけなら構わないのだが、『自分の都合の良い情報』に捻じ曲げる能力をもつとんでもフィルターの持ち主がいるから困る。
某家電量販店が『日曜AM10:00〜PM5:00までテレビが30%OFF』と広告を出しても、 とんでもフィルターは「日曜AM10:00〜PM5:00」を透過しない「テレビ」を透過しない。 『家電量販店30%OFF』という情報だけが透過され、その情報はやがて『全商品30%OFF』に変換される。 そして家電屋に押しかけて『話が違う』と文句を言う。広告を見せられても『ウチが見た広告と違う』とダダをこねる。
まぁ、社会を生き抜くためにはこれくらいの図太さも必要という意見もあるしね。 どっちが幸せなのやら。~\(_ _;)/~ ヤレヤレ…
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