2009年05月17日(日) |
人という石、物事という石、自分という名の水面 |
大きな波がやがて小さな波になって落ち着いていくように。 何事も始めたばかりの頃って、まだ何もわかんなくて、手探りで。 加減がわからないから全力でガーッと行く代わりに その反動もガーッと来る。 それを繰り返して繰り返して やがて勝手がわかって、慣れてきて そういった上下の波の幅が次第に小さくなっていくこと。
波のない水面に大きな石をどぼんと投げて 水面は最初はビックリして波立つけど やがてその波も次第に小さくなって またいつもの波のない水面になっていく
勢いよく石を投げるほど 投げる石が大きければ大きいほど 波は大きくなり 激しくかき回された水面は上下に大きく揺れて その分だけ時間をかけていつもの平面へと戻っていく
でもそれは、ま『た元に戻った』わけではなく 投げた石は水面に沈んでいるわけで 一見、水面はまた元に戻ったように見えて 実はその大きな石を飲み込んでいること。
人という名の石 出会いという名の投石 影響という名の波紋
その石が大きければ大きいほど 勢いよく投げれば投げるほど 激しく自分をかき回し 慣れるまでに時間がかかり そしてその分だけ、大きな糧になる
私は加減を知らないから 全力でガーッと行く代わりに その反動もガーッと来る。 それを繰り返して繰り返して やがて勝手がわかって、慣れてきて そういった上下の波の幅が次第に小さくなっていくこと。
|