Getreidegasse


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2008年11月11日(火) 肉声という楽器


音楽の聴き方、向かい合う方法は人それぞれ。
作曲者(作詞者)の想いはあると思うが、それでいい、自由でいいと思う。

私の場合…
もともとメタルやサントラばかり聴いてきたという経緯もあるのだが、
歌つきの曲の場合「歌詞」つまりは詞の内容については、実はほとんど意識して聴いたことがない。
完全にヴォーカルという存在を肉声という名の『楽器』として、他の楽器と同列に扱って聴いてしまっている。
だから「音楽」で泣くことはあっても。「詞」で泣くことはまずない。
もし歌詞を評価することがあっても、それは『あ、今の韻はキレイだなぁ。』とか『今の言葉はリズムがいいなぁ』というあくまで音(メロディ)に則って評価し聴いてしまう。
だから歌に聞き惚れて涙を流したといっても
それは「歌詞の内容」ではなく「歌声」が素晴らしいと思う場合が大抵だ。

このスタンスは昔から変っていない。
もし私にネイティヴ並に英語のリスニング力がある状態で、
これまでの音楽を聴いてきたら少しはスタンスも変っていたのかもしれないけど。
まぁ、私の聴く洋楽はネイティヴでも『何言ってるかわからない』曲が多いので(笑)
結局変わんないか…。


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