言の葉孝

2012年03月11日(日) 秋入学制度について

 今年に入ってから盛んに議論されていることの一つに、大学の秋入学制度がある。1月20日に東京大学が移行への本格検討を発表したからだ。秋入学制度は、国際標準に合わせたものだ。欧米では大抵秋入学、夏卒業であり、学年間の休みこそが夏休みである。
 だが、高校卒業の後、秋の入学までには期間があるわけで、その間の期間は学問ではない勉学に励む機関にすればよいとしている。しかし、国家公務員試験や就職活動など影響は大きく、教育面について、この秋入学制度議論はいろいろなものの変化を促しそうだ。

 実のところ筆者には何故、それが議論になるか分からない。卒業した大学は、秋入学も春入学も受け付けていた。秋卒業も春卒業もありである。講義を受けた時間が規定の時間を超え、且つ単位が足りていれば卒業できるのだ。
 筆者も最後の一年は単位が足りていたので、全く講義を受けなくても卒業できた。だったら秋に入学して3年半後の春に卒業しても良いのではないか、タイミングを合わせたいのであれば4年半大学に通うのもよいだろう。最も、筆者の母校は学力面では自慢できる大学ではないので、いま議論を交わしている高学力の大学では勝手が違うのかもしれないが。

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