言の葉孝

2012年02月18日(土) 人口甘味料の理屈

 今の世の中、ローカロリーは当たり前。ゼロカロリーだって珍しくなくなった。カロリーを気にしながら体重調整をしている筆者にとってはありがたい話であるが、何故カロリーを抑えてあれだけ甘いのか、うまい話は疑ってかかる筆者にはそれがずっと気にかかっていた。
 最近になってその謎が解けた。人口甘味料である。元々カロリーオフを実現しているのは人口甘味料であることは知っていたがその仕組みは分からなかった。カロリーオフのための人工甘味料は人体に吸収されにくいのだ。舌に触れば甘く、そして体内に吸収されずに排泄されればカロリーにはなりえない。なるほど筋の通った理屈である。

 本日、筆者はボトルガムをひと瓶空けた。このガムに含まれるキシリトールも人工甘味料の一つである。そしてこのガムには食べ過ぎると下痢の原因になる旨には注意書きがある。
 このキシリトール、分類的に糖アルコールの一種で、小腸ではあまり吸収されない性質を持っている。小腸で吸収されるものは尿となるのだから、尿となるべきものが大腸に達すると便の水分が多くなる。これも納得できる理屈である。
 つまり、筆者が今現在腹を下しているのは筋の通った原因があるからなのである。

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