言の葉孝

2011年03月28日(月) B5判の不遇

 今回の文芸誌『コトダマ』はB5判という大きさの紙を使いました。大学ノートとしては一番ポピュラーな大きさですね。コピー紙としてはA4がポピュラーなのですが、大学の出版会のころから、文芸誌はB5でした。
 それに従わないにしても、文芸誌にとって、A4というのは2段組にしても大きすぎる紙だと考えておりまして。なんというか、文字が入りすぎるというか。人間、目の中に入る文字のちょうどよい量ってあるのですよ。

 でもB5は先にも行ったとおり、大学ノートとしてはポピュラーな大きさであり、A4を除いて人気はナンバー2。この大きさで弊害が出るとは思っていなかったのです。なのに……


【弊害その1】売ってない

 印刷はリープさんの自宅で行いました。もともと買い換える予定とはいえ、レーザープリンターを購入するという 男 前 なことをしていただいたのです。
 で、印刷当日に紙を買いに行ったのですが……。

 なんで文房具やにB5のコピー用紙がねぇんだよ。

 いや、あとで電気屋さんのプリンターコーナーで買いましたけどね、B5用紙。


【弊害その2】さらに見つからない

 手刷りでいくとは思っていましたが、なんとなく「それっぽい」感じにするために必要なものが表紙用の紙。
 表紙と裏表紙だけ、材質や色を変えることで出来上がった同人誌の「それっぽさ」は格段にあがります。
 というわけで、それなりのこだわりをもってB5の色紙とか特殊用紙を探してみたのですがありません。

 文房具屋にも、100円ショップにも、本屋さんにも。
 置いてあるのはA4の紙ばかりで。もうすこしで裁断機の購入を検討するところでした……。


【弊害その3】印刷できない

 なんとか場末(※イオン内部で場末とかでは決してありません)のお店で色紙を購入できたのはいい。
 買うものを買ってそろえたのだから。さっさと印刷に入りたいとおもいまして。

 出版会ではB4用紙に表裏4ページ分印刷して折りたたんだもので製本していたのですが、それでは負ったり、ページをそろえるのが大変なので最初からB5用紙の両面印刷にすることにしまいした。これなら、印刷したまま閉じればOKなので。

 そして、印刷用PDFを揃え用紙をプリンターにセット。いざ印刷となったときに現れたメッセージが。

「このサイズでは両面印刷できません」

 そう。リープさんが買ったレーザープリンター。自動両面印刷ができるのはA4用紙のみだったのです!
 まあ、一応、手差しで両面印刷をすることは可能だったのですが。(片面ずつ印刷し、自分でひっくり返せばちゃんと両面印刷になる機能。奇数ページのみ、偶数ページのみでやる両面印刷よりも大分分かりやすい)

 とにもかくにも印刷はできたものの……あの日はB5というサイズの不遇さを実感した日でした。


--------------------------------------------------------------
【重要課題】
[ ]『文机』のホームページ作り
[ ]『SOUFARCLY』の更新

【非重要課題】
[ ]部屋片付ける
[○]iPodどうしよう⇒新しいの買った
[ ]正月中に増えた体重減らす(60kg以下)
[ ]新しい旅の企画を考える

【期限付き課題】
[ ]『そうさく65』参加(4/3)⇒スペース決定。2丁目6番地
 [○]文芸誌『コトダマ』作成(4/2)
  [○]印刷の方針を決めること⇒自力印刷とした
  [○]文芸誌『コトダマ』用企画原稿作成⇒書き上げた
  [○]『コトダマ』表紙作成⇒作成完了
  [○]『コトダマ』目次作成⇒作成完了
  [○]『コトダマ』奥付作成⇒作成完了
[ ]基本情報技術者試験(4/17)
 [○]申し込み(1/17 10時 〜 2/22 20時)⇒申し込んだ
---------------------------------------------------------------------

【告知事項】

神戸で行われる『そうさく畑65』に参加します。

スペース:2丁目6番地

サークル名:
関西社会人文芸サークル『文机(ふづくえ)』

販売物情報:
文芸誌『コトダマ(創刊号)』
短編小説2編と企画として「はじめまして」をテーマにさらに2編を掲載しています。(内容等の詳細は下記URL参照)
http://www.enpitu.ne.jp/usr10/104302/diary.html

 < 過去  INDEX  未来 >


想 詩拓 [MAIL] [HOMEPAGE]
web拍手です。あなたの一言感想が想 詩拓を失神させます。→ web拍手レス