言の葉孝

2010年08月09日(月) エンドロールの不文律

 今日は一人でりんくうのイオンを一人でぶらぶらしておりました。ぶらぶらといっても自転車を買うついでに映画を見てきただけですが。

 映画は『トイ・ストーリー3』『インセプション』『踊る大捜査線3』のどれか、と思っていました。
 少し悩んだ末、『インセプション』に。

 『インセプション』は人の夢の中に入って機密情報を奪っていく人間たちが、逆に人の頭の中にアイデアを植え付け(インセプション)るという話。
 夢の中の夢、などと虚実を判断できない題材であることから、ついていけるのかと思いきや、思いのほか描写が巧みで普通に理解することができました。

 一応筋書きとしては典型的なミッションものです。仲間を集め、計画を綿密に立てて望むものの、予期しない要素が入り込み、苦戦を強いられつつ計画を進める、というもの。
 それだけなら薄っぺらい話なのですが、主人公・コブの過去からの問題が非常にうまくからんでくるのです。そして、その解答が良かったです。

 イオンに入っているワーナー系の映画館なのですが、最近はエンドロールに入っても明るくなったりしなくなりました。
 エンドロール後にちょっとしたエピローグを入れる場合もあるためと考えられるのですが、エンドロールを観た後で何もないとちょっとさびしいです。

 というかエンドロール自体がつまらなさすぎます。もっと何らかの映像を流してくれればいいのに。(NG集みたいなおちゃらけたものは時と場所を選んでほしいのですが)
 アニメ映画などでは結構エピローグ的映像やわざわざ作ったらしいNG集をエンドロールの端に持ってきたりしています。
 絶対そう思う人はたくさんいるはずなのにそうしないのって、映画界で何らかの不文律でもあるのでしょうか……?

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想 詩拓 [MAIL] [HOMEPAGE]
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