言の葉孝

2009年12月18日(金) 美しい夜景の定義


 会社帰りに友達に誘われて遊びに行ってきました。
 夜景を見にドライブに行こう、というのです。

 男二人で出てくる提案じゃねぇ。


 どうしても食べたい気分だったらしく、本当はタコ焼きを食べながら見る予定だったのですが、結局はマクドナルドになりました。

 ドライブスルーではちょっと変わったセットが売られています。

 ハンバーガー+ビッグマック+てりやきバーガー
 Mポテト×2
 ナゲット
 Sドリンク×3

 の三人前で1000円というセットです。マクドナルドはセット一人前600円前後なので、Sサイズドリンクとは言え、この値段はリーズナブル且つ、小銭を出すのが面倒なドライブスルーにはありがたい商品ですね。

 さて、夜景を見に行ったのは東大阪は生駒山です。
 半端なく夜景は綺麗でした。山のすぐ裾まで町が広がり、しかもその斜面が急なせいか、窓から見える景色の半分近くが街の煌びやかな光で満たされてるのです。
 走り方によっては山が見えず、まるで空を飛んでいるようにみえるほどでして。

 美しい夜景は視界をどれだけ街の光が占めるか。
 そして、街が街がどれだけ鮮やかに光っているか、ですね。

 生駒山には展望台的なものがなく、夜景を大々的に売り出しているわけではない様子で、人気も周りの明りも少ないので、余計に夜景を楽しめること請け合いです。


 さて、この生駒山の峠道をさらに進むと奈良に入ります。道が狭いので、引き返すよりは回り込んで帰ろうか、と別の道、308号線に入りました。
 しかしこの308号線、結構広い道なのですが、ナビに載っていません。

 ちょっとだけ嫌な予感がしました。

 しばらくすると街灯がなくなり、真っ暗な峠道。道幅は狭まって、アスファルトですらなくなります。
 「これは国道じゃない」とは友人の弁。
 しばらくすると「危険! この先幅1.3メートル、車幅の大きな車は通るな」と書いた看板が立てかけてありました。僕らの乗った車は微妙なところですが、ハンドルを握った友人は「見なかったことにしよう」と、構わず進みます。
 実際本当に微妙でした。

 この峠は暗峠といいます。
 ギリッギリのところをなんとか通過していかなければならない道幅の狭さ、そして先の見えない暗さもそうですが、坂の急なこと急なこと。一度車同士ですれ違うために、こちらがバックしようと思ったらちょっとスリップ。あまりの斜面にバックのギヤでは全く車体が坂を登らないのです。

 まあ、何とか抜けだしましたが、僕が運転だったらきっと笑い話じゃすまなかったと思いますね。
 どうですか!? 生駒山。夜景にスリル満点の峠下り! 隠れたアミューズメントパーク的な存在ですよ!?

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想 詩拓 [MAIL] [HOMEPAGE]
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