言の葉孝

2009年11月11日(水) 背もたれを温めない

 100年前の日本男児が今の日本男児を見てどう思うでしょうか?
 僕は、現実逃避し始めると思います。

 もう、さいとうたかをとかの時代劇漫画とか見てると、昔の男の人って、根底から何か違ってるような気がしますね。ええ。それがいいとも悪いとも私は言いませんが、あの凛々しさは少しでもいいから分けてほしい。

 それとは関係ないのですが、最近wikipediaで近衛文麿(下記URL参照)の記事を読んだのです。
 その近衛一族の欄に、血統において、近衛文麿は下手な皇族よりよほど天皇家の血が濃かったというエピソードで「昭和天皇に拝謁した後の近衛が座っていた椅子の背もたれだけはいつも暖かかった」という一文があり舞いsた。

 大事なのは近衛文麿のことではありません。他の人は全員椅子に背を持たれなかったという点です。
 今も改まった場では背もたれには背をつけないのがマナーなのかもしれません。しかし。昔の人が凛々しく見えた一因は背筋が伸びていたことが大きいと思います。

 そこで、努めて背もたれを使わないようにしてきたのですが、辛いものですね。
 でも続けてると、ちょびっと、自分がカッコよくなっている気がするので、今もまた一生懸命背を伸ばしながら日記を書いております。



【近衛文麿 wikipedia 近衛一族】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%91%E8%A1%9B%E6%96%87%E9%BA%BF#.E8.BF.91.E8.A1.9E.E4.B8.80.E6.97.8F

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