言の葉孝

2009年09月21日(月) プレゼントを選ぶ楽しみ

 18日は妹の誕生日だったのですが、メール送るのを忘れてました。せめてもの、ということで何か贈り物をと今日はダイエーをうろついていたのですが、結局は現金にしました。
 嫁入り前でいろいろと物入りでしょうしね。

 誰かにプレゼントを選ぶ行為が好きです。

 でもどちらかというと、相手を喜ばせてやりたいという殊勝なココロもあるのですが、自分の渡したものに対する反応が楽しみで。
 そんなわけで、気合を入れるときは「相手が喜びそうなもの」という条件のほかに「意外なもの」が加わります。
 今までで一番好評だったのは、小さいサファイアのついたピアスでした。さすがに僕がそんなのを選ぶとは思わなかったらしい。
 その次が図書券でした。僕が妹と仲がいいのは漫画の共有という実益が大きな役割を果たしていると思います。

 振り返ってみれば、バレンタインデーに突然チョコを作ったのも、東海道を歩いているのも、日記を書いているのも、そして小説を書いているのも、誰かに向けて自分の特異性を表現して、その反応が見たいという気持ちの上に成り立っているのですな。

 思い返せば、ちょっと前に会社であった研修で出た「あなたの好きな漢字一文字」を考えるときは純粋に好きな一文字ではなく、「好きな文字」「他の人が考え付かなそうな文字」「聞いたら感心してくれそうな文字」の基準で考えてました。

 結論。僕はいつも誰かに感心されたがっている。

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