2009年08月28日(金) |
どくしょかんそうぶん |
水曜日の夜、大阪城公園のグラウンドでナイターをやりました。 神戸あたりの遠いグラウンドで、夏場の昼間に野球をやることの多い我々としては、涼しいし、近いしでありがたいこと尽くしの野球です。
同系列会社の野球部との練習試合ということで、試合というより親睦会の趣が強く、この試合の僕たちの最大の役目としてはビールの調達だったのです。 野球部以外からもたくさんの人に来ていただいてかなり愉快な試合でした。
話は変わりますが、Yahoo!の検索ワード欄は文字を打ち込むと、打ち切っていなくても、その文字で始まる人気検索キーワードを表示してくれます。 そこで、「どく」という2文字を入れてみましょう。以下のようなキーワードが先読みで出てきます。
「読書感想文」「読書感想文の書き方」「ドクターシーラボ」「読書感想文 パクリ」「読書」「読書感想文 作品」「読書感想文 ホームレス中学生」「独立行政法人」「読書感想文 コピペ」
ああ、そういえばもう夏の終わりという名の、小学生の修羅場の季節でした。 大学のころもレポートをインターネットで検索した文をそのままコピー&ペーストする人がたくさんいたそうですが読書感想文まで……。
僕も、小さい頃は読書感想文が大嫌いで、適当に読んだり、あるいはろくに読みもせずに中を抜き出して読書感想文をでっちあげていましたが、それでも僕自身の独力によるものでした。 ところが今の時代Yahoo!知恵袋などには「読書感想文用の本のあらすじを教えてほしい」という質問が相次ぐそうで……。あろうことか、その支援者がいるらしく、HP上でコピペするための読書感想文を公開している人もいたのです。
……子供時代はパソコンの恩恵とか受けないでいいんじゃないですかね。情報や考え方をそのまま他人に丸投げする気質を増長させるだけのような気がします。 子供用コンテンツは親御さんも一緒にやればいい。 僕なんか、小学校時代はパソコン(まだあまり普及率は高くなかったですが)どころかシャープペンも許してもらえなかったものです。
仕事もプライベートもパソコン漬けになっている僕が言えた義理じゃないですが、デジタル文化に人はかなり堕落させられている気がします。
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