『人気作無料コミックを今すぐ読もう!』
『ミクシィに○○登場! 今すぐ○○とマイミクになろう!』
『音楽が無料で聴ける! 今すぐダウンロード!』
このようにインターネットが商売の窓口となってから、「今すぐ」という謳い文句が常套句のようになっております。
確かに「欲しいッ」って思った時に手に入れられるというのは魅力。 僕が最近まで本をネットで買う気がしなかった理由が、買ってすぐに手に入らないというところ。結構このタイムラグというのが強敵で手に入った時には熱が冷めていたりするものなのです。
だからダウンロード販売モノって24時間欲しいと思った時に手に入れられるというのが魅力だったりするのですが。
欲しいと思わないもので「今すぐ」「今すぐ」といわれているとかなり食傷を感じるものでして。 そして、もっと前からある、すぐお金が借りられるキャッシングローンとかを考えるとものすごく危険なもののように思えてきます。
だって欲しいと思って買うまでの手続きの長さって、一種の防衛線だと思うのですよ。 「あー、あれちょっと欲しいかも。でもちょっと買うの面倒臭いなぁ、ならいいや」という程度のモノでもこの「今すぐ商法」なら買っちゃうんですよ!? いや、最近はお金を動かさせることってあんまりない気はしますが。
しかも、バナー広告って期間が短かったりするので、見つけると「消えないうちに見ておかなければ」という心理も働かせられたりするのです。
獲物をおびき出し、ガードさせるスキも与えず攻撃する戦法……それが、「今すぐ商法」……。 この戦法を破るのは、己の意思の力のみッ!(カッ! と意味もなくリキむ!)
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