言の葉孝

2009年03月26日(木) 呪縛の蝋・続報


 エンピツ日記にはアクセス解析が付いているのですが(僕は同じ文章をmixiとエンピツ日記に掲載しています)、僕の場合大体6割がホームページのインデックス(30アクセス行けばいい方なので、6割と大雑把に割るほど多くないのですが)、残りが検索でたどり着いた人です。

 その検索内容で最近特に多いのが、「ロザリア・ロンバルド」「屍蝋」「イタリア」などといった検索ワードでした。

 なぜ、こんなコトバが引っかかるのかというと、僕は大学最後の年に「呪縛の蝋」という怪奇ミステリーもどき小説を書き、このエンピツ日記上で公開しました。
 その中で取り扱われているのが「屍蝋」というギミックであり、例として出したのが世界一有名な屍蝋「ロザリア・ロンバルド」なのです。それぞれの詳細は以下のサイトをご参照ください。

「屍蝋(Wikipedia)」
URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%BB%E8%9D%8B

「一度見たら忘れられないミイラ・ロザリア・ロンバルド」
URL:http://www.nazoo.org/phenomena/rosalia.htm


 で、最近、その割合が異常に増えていたので、なぜかと思ったのですがどうやら二つの要因があったようです。

 ひとつ目が、ドラマ「キイナ 不可能犯罪捜査官」。
 僕、ドラマ全然見ないので、同じ検索ワードで引っかかったブログから得た情報ですが、最近放送されたドラマで同じく屍蝋をギミックとして使用し、ロザリア・ロンバルドの名前を出していたようなのです。
 だから、注目度が高くなったのかなー、と。

 ふたつ目が、この2009年に、ロザリア・ロンバルドを屍蝋化した技術が解明されたこと。
 これも、今回、キーワードを追って行ったところ下記のニュースサイトにあたりました。

ナショナルジオグラフィック「“眠れる美少女”の謎が明らかに」
URL:http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2009012701&expand

 「呪縛の蝋」を執筆時には全くの謎とされていたのですがあっさりと解明されてしまったようです。
 しかし小説を書いていると、特に現代小説ではネタを探すためにいろいろ調べ物をすることがあります。それで少し詳しくなった分野が、後々世間の注目を集めたり、動きがあったりすると、結構気分が良いものですな。

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