2009年02月25日(水) |
アルスラーン戦記第一部を読破しました |
今さらという話ですが。 名作と名高いアルスラーン戦記第一部を読破しました。
ちょっと古くさいのではないかと、いままで敬遠してきたのですが、以前に田中芳樹氏の「アップフェルラント物語」という良作を読んだこともあり、読んでみました。 いやはや面白かったです。「戦記ものとはこうでなくては!」という出来でしたね。あちこちの仲間たちの会話の中のユーモアも結構独特なかんじがして好きです。
昨日、FF12の感想でも述べましたが、「読者に読み進ませる力」の一つはやはり謎ですね。 第一部の場合、僕が主に読み進めていた動機の半分くらいがアルスラーンの出生の秘密でした。
あと、混沌としている時代を小気味よく切り裂いていくアルスラーン一党の活躍ぶりもステキ過ぎます。 ぜいたくを言うと、敵側に対して重みのある人物がいなかったので、いいキャラがアルスラーン勢に偏り過ぎかな、とは思うのですが。
第一部7巻しか図書館になかったので、第二部はないものと思っていたのですが、調べたらもう3巻出てるんですね。あと完結するまで10年くらいかかりそうですけど。
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