ゲーム屋でやたら目立ってた『イナズマイレブン』というゲームをやってます。
ジャンルが『サッカーRPG』。 仲間が1000人から選べて自分だけのサッカーチームが作れるというこのゲーム。
コレがなかなかおもしろかったのです。
1、システム
・サッカーRPG →サッカーと銘打たれているからにはサッカーがメインです。 →RPGと銘打たれているからには戦闘もあります。すなわち、サッカーがその戦闘に該当します。 →RPGと銘打たれているからには「装備」もあります。サッカーらしく、ミサンガ、シューズ、アクセサリー、グローブ(GKのみ)の3種類です。
・必殺技 →サッカーはサッカーですが、普通ではなく必殺技が飛び交うサッカーです。 →炎が出ます。雷も出ます。 →電撃もするし、風で人を吹っ飛ばすとかあたりまえです。 →たまにファウル(多分ランダム確率。必殺技なしでもファウルにはなる)になります。 →審判、その判断基準を教えてください。 →エフェクトなどはポケモンのチームも開発に携わっているとか何とか。そういえば命名センスとかポケモンの香りがします。
・試合とサッカーバトル →試合は11人サッカーです。 →RPGと銘打たれているからには雑魚戦もあります。こちらは4対4のフットサルみたいなゲームで、「相手チームからボールを奪え」「1点とれ」「相手チームに点を奪われるな」「2点差つけろ」「相手チームにボールを奪われるな」等の勝利条件を満たすことで勝利となります。 →サッカーバトルは雷門中の生徒達。囲碁部やバスケ部などが相手になります。何故なのかは後述します。 →とりあえず、校内でこれだけ一杯サッカーできるヤツいるなら、何故廃部寸前にまで追い込まれたのだろうとか思います。
・章 →物語は10章に分かれております。 →基本的な流れとしては、「章が始まる→物語(練習)→章の締めくくりとしての試合→次の章へ」という感じです。 →章の名前がアツイです。 オープニング 1章:帝国がきた 2章:夢への発信 3章:雷門にうずまく陰謀 4章:試練の穴を攻略せよ 5章:メイド喫茶にご用心 6章:決戦!帝国学園 7章:よみがえれ!伝説の男たち 8章:無限の壁を超えろ 9章:オレは一人じゃない 10章:燃えつきろ命がけの最終決戦
・スカウトシステム →ほかにも1000名の仲間が選べるというウリの中心であるスカウトシステムとかありますが、正直全然使ってないのであまり言及しません。(なるべく生え抜きで、というのが僕の正義) →ただ、雷門中学内だけでも200名近くスカウトできるのはオカシイと思います。校内でこれだけ一杯サッカーできるヤツいるなら、(後略)
2、キャラクターとストーリー
雷門中学サッカー部は、最初はやる気のない部員が、部室でゲームとかやっており、まさに廃部寸前という状態。 その状況を打開し、フットボールフロンティアの頂点を目指せ!
という物語です。 いくつか要素を紹介します。
・熱血ゴールキーパー・円堂 →熱血主人公です。 →「あきらめたら終わり」とか「信頼とは信じ抜くことだ」とかアツイ台詞で周りを動かします。 →人一倍のがんばり屋です。
・天才ストライカー転校生・豪炎寺 →物語の始めに転校してきて、ここから全てが始まります。 →もちろん円堂が誘いますが、天才ストライカーのくせに「サッカーをやめた」とかいいやがります。 →転校生であるからして、当然、転校前の学校との対戦もあります。
・スタート当初の目標は前回の全国の覇者の「帝国学園」。 →高慢なツンデレ女子生徒会長がサッカー部をつぶすために、「負けたら廃部」と条件を突きつけて呼びます。 →一度実力で勝利をした後、フットボールフロンティアでラスボスチームに大敗します。 →学校は「校舎」というより「要塞」です。 →となると、ラスボスチームの校舎は当然「空中要塞」なのです。
・ライバルニヒル・鬼道 →帝国でエースをつとめていた男です。 →ラスボスチームに負けた後、主人公チームに参加します。 →「フン」というのが口癖です。 →試合を通して「信頼」というものに目覚めます。
・闇の総帥・影山 →最初は帝国の監督。次はラスボスチームの監督になります。 →「勝つ事が全て」がポリシー →雷門イレブンを殺しかけます。 →雷門にスパイとか送ります。 →洗脳もします。 →さらにはドーピングとか当たり前です。
・生徒会長・夏未 →生徒会長で美人なのでファンクラブが校内にあります。理事長の娘で、非常に高慢です。 →帝国を呼んだりして、サッカー部を潰す気満々でしたが、後にマネージャーとしてサッカー部に参加します。 →また、サッカー部を潰すために全校生徒に号令を発し、サッカー部を見かけたらサッカーバトルをするように、と命令しています。(雑魚戦が発生する理由です) →サッカーバトルについては、サッカー部を鍛えるため、というのが本音で、サッカー部に活躍してもらいたいと思っているあたりがツンデレです。 →おまけに、サッカー部の鍛錬のために専用の地下特訓場を復活させてしまうあたり、ひとたび協力するとなれば、行き着くところまでやります。
・眼鏡のマネージャー・春菜 →眼鏡とは言っていますが、目に掛けているのではなく、額に掛けています。よって僕は彼女を「眼鏡っ娘」とは認めません。 →時々ケータイで誰かと話しており、なにやら訳ありのようすです。
・幼なじみマネージャー・木野 →とても健気な幼なじみマネージャーです。 →とくにネタはないです。
宣伝ではあまり重視されていないようですが、とにかく友情・努力・勝利の王道を外さないストーリー展開がウリだと僕は見ています。 コロコロコミックで連載されている通り、「中学サッカーでここまでやるか」みたいな展開で、それに引くことなく、ツッコミを楽しめる方には特におすすめできると思うのですが、いかがでしょうか。
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