言の葉孝

2008年02月15日(金) 幻のWiiFit

 
 春闘に向けた労働組合の会合があった。次の春闘で会社に提出する要求案の説明と意見の交換が主とされるイベントだが、参加者としてのメインはその後に催される賞品付きの抽選である。
 さすがにSIer(エス・アイヤーと読む。SIはシステム・インテグレーターの略。それを行う企業をSIerと称する)の労働組合というか、抽選は自作のプログラムを自分で作ってきたらしい。

 結果、当たってしまった。

 賞品は放送された状態で選べるようになっていた。大きな包みと小さな包み。童話の舌切り雀を思い出した僕は、逆にひねくれ根性を発揮しておおきな包みを選ぶ。

 中身はWiiFit。
 確かにすごい。ラッキーだ。いいものだ。

 だが、僕は知っている。一ヶ月前に父がすでにこのWiiFitを購入していることを。
 つまり、僕にとっては大していらないものだ。
 ちょうど主任が「売ってくれ」と申し出てくれたので、3000円で買っていただいた。

 全員に配られた1000円分の商品券とあわせて4000円の儲け。イエイ。
 ちなみに、小さなつづら、じゃない包みの方の中身はPSPだったとさ。そっちのほうがよかった。


 < 過去  INDEX  未来 >


想 詩拓 [MAIL] [HOMEPAGE]
web拍手です。あなたの一言感想が想 詩拓を失神させます。→ web拍手レス