2006年09月12日(火) |
嫌いになりかけている。 |
【空き箱の弦楽器、完成】
今日は弦を張るだけの作業だけだ。説明文も「弦をはる」の一言だけの作業。だが、その弦を張る作業のことこそ詳しく書いているべきだった。
ギターの弦というものはとにかく扱いづらかった、前に使ったときの癖が残っていて、中々まっすぐに張れないし、手がまっ白になるまで力いっぱい伸ばしても、ヒートンと蝶ネジにひっかけて固定しようとすると緩んでしまう。 少しでも緩めば音は出ない。せっかく音が出るように決まっても、もっときつく張ろうとしていじれば、もうその音は失われてしまう。
今、友達の一人が調律師の専門学校に行っているのだが、こんなことばっかりやっているのかと思うとつい尊敬してしまう。
【嫌いになりかけている人】
最近、ワキニシ君が非常に気になる。 8月ごろから、どうも意見が合わないと思い出してから、機会があれば、彼の行動に気分が損なわれるようになってしまった。
彼は「人生は楽しむべきだ」という思想の持ち主だ。 俺はことあるごとに述べるとおり、「楽しい」に懐疑的な思想であり、うぬぼれに近い心境で、ワキニシ君の思想を「浅い」と考えている。 そして、彼の熱く語る言葉に、行動が伴っていないと感じている。
そうして彼をある意味、否、明らかに見下しているからだろうか。
俺の仕事で彼にツッコミを受けると、他の人にツッコミを受けるより酷く気分を害される。 彼が俺を笑うと、嘲笑に思えてしまう。 彼の一挙手一投足を気にするようになり、気が付くと必死に彼の行動に穴を探している。 それが見つからなければ、自分が優越感を感じるネタを逃したと感じて残念に思う始末だ。
以前はほとんど気にならなかったはずだ。そして彼の性格は基本的に変わっていないと思う。 それなのに、俺はワキニシ君を嫌いになりかけている。
それを感じているのか、ワキニシ君もどことなく俺への態度がぎこちなくなっている気さえする。
これは、良くない傾向だ。 だが、この感情の負の連鎖をとめるには、きっかけが必要だと思う。
それまでは、忍耐だ。 彼のことでイラつく心を抑え、なるべく彼のいい面を拾っていくことを心がける。 あとは、きっかけさえ掴むことができれば、以前のような関係に戻れるはずだ。
web拍手レス(僕は時々、こういった負の連鎖にとらわれることがあるが、いまだにそれを抜け出せたことがない)
>「呪縛の蝋面白かったです。読むのかなり遅くなりましたが。」
ありがとうございます!
僕自身、ネット小説はメインの小説しか読まない傾向があり、あまり短編が面白いと思ったことがないので、他の人にもそう思われているのかもしれないと思っていたのですが、割と「面白い」といってくれる人がいて、ホッとしています。 うふふ、書いてよかった♪
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