2005年09月05日(月) |
との御招待の誕生日(会話式) |
との:こ、ここは一体どこじゃ!?
想 :くっくっくっ……ようこそ、との。ここは我が居城、とりあえずゆるりと寛がれよ。
との:お、お主は想殿ではないか。何故にそのような悪役笑いを。
想 :え!? 悪いことした人ってこうやって笑わなきゃいけないんじゃないんですか!?
との:……しかもワイン片手とは、何ともベタじゃのう。しかしお主、何用で余を拉致したのじゃ?
想 :僕の22歳の誕生日だからです!
との:それは目出たいのう。祝いを言わせてもらうぞ。
想 :何を仰る。とのにとっても特別な日なんですよ?
との:……はて? あの者の誕生日まではまだ3ヵ月以上あるしのう?
想 :“との初登場記念日”ですッ! 2003年9月5日(金)『メロンパンはお好き?』(対話式日記)で、いきなり一龍さんに切腹を命じて、衝撃的なデビューを飾ったんじゃありませんか!
との:そうか、最初は『殿』と漢字表記じゃったのう。あの者との付き合いももう2年か。意外と短いな、もっと長いと感じていたのだがのう。
想 :その事実が判明した時からずっととの拉致を計画してました。
との:何と4ヵ月も前からか。そちも暇じゃのう。
想 :それはいいっこ無しです。ところでとの、前置きはコレくらいにして、そろそろメインイベントに入りませんか?
との:アレか……?
想 :アレです。お互い記念日なのです。盛大に行おうではありませんか。
との:……良きに計らえ。
想 :くっくっく♪
との:悪役笑いはもうよいというのに。
想 :悲しいときー!
との:悲しいときー!
想 :誕生日なのに無一文だったときー!
との:誕生日なのに無一文だったときー! ……それはなかなか惨いのう。
想 :というわけで、5000ワルキューレも払えそうにありません(泣)。
との:……まあ、記念日じゃし特別に認めるか。
想 :ありがとうございます〜。許されなくても無いものは出せませんが。バイトはこの間一件受けたのですが、手応えからしてダメっぽいです。ホール勤務を想定していたのですが、あちらが真に求めているのは調理補助らしく。
との:基本的な包丁の使い方をマスターしていなければならないのじゃな?
想 :最近トマトがキレイにきれるコツをマスターしたのですが、みじん切りなど、細かい切り方になりますと、どうも大きさがばらついたり、腕の未熟さが目立ちます。
との:それは単に経験不足じゃな。数をこなしていかんと。
想 :あの面接では何か自分って何も出来ないんだなぁ、とつくづく思いましたよ。一週間ほどで合否の連絡をくれるそうですが、近くにバイト募集の看板を出しているガソリンスタンドがあるので、もしだめだったらそちらに行こうかと。
との:それなら料理は全く関係ないのう。
想 :いえいえ、簡単だと思っているとまた落し穴に落ちてしまいます。……おっと、誕生日なのに湿っぽい話題になってしまいましたな。もう一つネタいきますか。
との:もう一度か!?
想 :そうです。では、悲しいときー!
との:悲しいときー!
想 :片方に穴が開いても別のと組み合わせて履けるように同じ靴下を何足も揃えているのにー!
との:か、片方に穴が開いても別のと組み合わせて履けるように同じ靴下を何足も揃えているのにー?
想 :左用ばかりに穴が開いて、結局意味が無かったときー!
との:左用ばかりに穴が開いて、結局意味が無かったときー! ……意味が分かりにくいのう。
想 :ほら、2足同じ靴下があって、1足は右が、もう1足が左が破けていれば、残った片方ずつを組み合わせてはけるじゃないですか。
との:でも、両方とも左側に穴が開いてしまっては組み合わせて使うこともままならぬと? また貧乏臭い話じゃな。
想 :素寒貧ですから。
との:しかし本当に貧乏なら穴を繕うと思うが。
想 :そ、そうかッ……! その手があったかッ……!(背後ベタフラ) でも、洗濯した後に同じペアを探す手間が省けていいのですよ。
との:確かにそれはあるのう。
想 :もう一つ行きましょうか。
との:ま、まだやるのか!?
想 :今回は別のネタです。とのはこうして下さい……ぼそぼそ。
との:よし、心得た。こほん、では。話の中でだけだよねー!?
想 :白馬の王子様が迎えに来てくれるのなんて!
との:話の中でだけだよね〜!?
想 :立ち入り禁止じゃない屋上なんて!
との:話の中でだけだよねだよね!?
想 :自分の誕生日忘れるなんて!
との:……そうかのう?
想 :僕は忘れませんよ? ほら、漫画の中だと「お姉ちゃん、おめでとう!」「へ? 何が?」「だから誕生日!」「あ、そうかそうか、忘れてたー☆」なんて場面があるじゃないですか。あれは絶対嘘ですよ。
との:……そう……かのう?
想 :そうなんです。誕生日なんて貢ぎ物や祝い金をゲットできる日位にしか思っていない僕でさえそうなんですよ。
との:イヤ、それは余りにも祝ってくれる人に不敬じゃろう(汗)。
想 :ま、今のは悪い冗談として、実年齢をあまり重要視していないので、誕生日が特別おめでたいと感じることはないのは本当ですからな。本当に重要なのは肉体年齢と精神年齢。決して見た目で歳を判断できないことにたいする負け惜しみじゃありません!
との:ならば、何故このような催し物を?
想 :いいネタですから。(ドきっぱり)
との:………お主、存外クセのあるキャラじゃのう。
想 :ありがとうございます。
との:ほめておらん。
想 :では次のネタ……。
との:どれだけやらせるつもりじゃ!?
想 :今日は朝まで付き合ってもらうつもりでしたが?
との:つ、付き合いきれるかッ!
想 :付き合っていただきますよ? ささ、ま、一献。
との:焼酎か?
想 :『百年の孤独』という名前です。母サマなどはついたくさん飲んでしまうほど気に行ってしまったのだとか。他にも『天授』『富乃宝山』『屋久杉』などたくさんの銘柄の焼酎を用意しております。
との:お、なかなか旨いのう! 本当に好きなものを飲んでよいのか?
想 :これらは父サマの酒でして。なァに、許可はとってあります。5000ワルキューレの代わりに、そしてとの初登場記念日のお祝いに、ということで遠慮なくお飲み下さい。
との:そうか、では有り難く頂こうかのう。そちは飲まんのか?
想 :生憎僕は下戸でしてね。それに酒無しでも十分にハイテンションですから。
との:それもそうじゃのう。これで酔われたら、どうなるかわからん。
想 :いやァ、一度こうしてとのと話してみたかったんですよ。僕はツッコミもしますが、それ以上にボケ体質ですから、こうしてツッコミ役がいるともう何を気にすることなくボケ倒せます。
との:何かもうツッコミ切れんようになっておるがのう。
想 :そろそろネタをやれるくらいには酔って来ました?
との:うむ。なんかもうどうにでもしてくれという気分になってきたのう(酔)。
想 :そのノリの良さ、流石との!
との:話の中でだけだよねー!?
想 :キス一つで毒殺死体が生き返るなんて!
との:話の中でだけだよね〜!?
想 :気合いでカードの引きが良くなるなんて!
との:話の中でだけだよねだよね!?
想 :遅刻しそうだからって食パンくわえて走る人なんて!
との:……当たり前じゃろうが。
想 :そうですよね。日本人は朝食には御飯ですよね。
との:ツッコミどころが違うッ! 急いでるなら朝食は抜くのが現代人じゃからな。それにくわえて走っても何にもならん。噛み切って咀嚼して飲み込むにはどうしても手がいるからのう。
想 :それに実際くわえて走っていると、口の中に唾液が溜まりまくって、口の端から垂れてくるんですよね。
との:……そうなのか?
想 :あの時は唾液が気管に入り込み、思い切りむせて結局パンを取り落としてしまいまして。
との:実行したことがあるのではないか、お主!
想 :流石に角で異性の転校生にぶつかることはありませんでした。
との:あってたまるか。
想 :でも同性にはぶつかりました。
との:まことか!?
想 :いえ、それは嘘です。
との:どうにかしてくれ、この男!
想 :さて、宴もたけなわ。web拍手レスと参りますかー!
>「あたしも自分の作品で泣くよw 重症?w」
想 :いえいえ重傷なんて。僕も泣ける作品を書けば泣くと思いますよ自分の作品で。というより、書いてる途中ですね。一番気持ちを入れているところですから。
との:感情移入は誰よりも筆者が深く行わなければならないからのう。
想 :特に、実体験を元にすると、思い出が思い出されてしまいますからね。
>「当方新聞記者4年目。編集者・記者に「なりたい」ではなく、編集・取材が「したい」という気合でがんばって」
想 :え!? プロの新聞記者さんまで読まれていたんですか、この日記!
との:あるいは、検索で偶然行き着いたかどちらかじゃのう。“編集者・記者に「なりたい」ではなく、編集・取材が「したい」”とは至言じゃのう。
想 :ええ、姿に憧れるのではなく、仕事が好きだと思う心が大切なのですね。僕はとにかく「文章を書く」ということを仕事にしたいと思っているので、とりあえず前者では無いという確信はありますし、取材・編集を通して自分の世界を広げたいという想いが強いので、後者の条件にもあっている気がします。
との:あとは気合いと根性じゃな。
想 :さ〜て、盛り上がってきたところで、歌でも歌いますか〜♪
との:うむ、苦しゅうない。やれぃ!
こうして朝まで騒いだ後、とのは無事ワンドラ城まで送られたとさ。めでたしめでたし。
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