言の葉孝

2005年07月22日(金) 何かが少しずつズレてる日

 ただ今帰りましたー、想 詩拓@泊まり込み明けです。
 さて、その成果やいかに?

 実は何もありませんでした−!

 本当は、今日が〆切りなんですけど、部員6人の内、記事の完成の目処が立っているのは三人だけ。僕と、編集長のナナシ君、それから遊歩堂氏。

 「試験近いから」とか言ってるけど、出来てる三人も条件は同じ。出来ない予定なら最初から立てるなよ? 大体、二週間前の一次〆切りの時、この〆切りには絶対出来るって言わなかったっけ?
 仮にも言葉扱ってる出版会なんだから、言動には責任とろうね。

 早い話、はよ書かんかい(にこ)。

 で、この泊まり込みでやっていたのが、この間から何度か言ってた出版会の新しい仕事。大学内で「クリスマスにイベントをいっちょぶちあげっかー」というイキのイイ学生グループの取材。
 こっちが見つけたんじゃなくて、あっちが宣伝の為に「取材して?」っていう話を持ってきてくれたんですな。正直、今回の記事、机から動かなくても材料がそろうような内向きの企画ばっかりだったから、丁度いいや、と引き受けました。

 ところが、あちらが頼んできたのは、チラシなどの紙媒体の広告全部の支援です。そんな話初めてだったんですが、右肩下がりの調子の出版会をもう一度活性化させるために挑戦することにしたんですよ。
 が、結構キツいよスケジュール。

 〜先週の金曜日〜

想:インタビューも入れる予定ですよ?
相手方:じゃ、今度の水曜日にしますか。
想:え!?

 インタビューって結構段階がありまして、スムーズなインタビューにするにはこちらが作った質問事項を相手に渡して、答えるための準備期間を置いてからするモンなんです。

相手方:大丈夫、全部分かってるから。
想:……じゃ、水曜までに質問考えときますね。チラシはどうします?
相手方:今度の金曜かな。
想:え!?

相手方:いや、こっちも切羽詰まってるんで、できる仕事はさっさとやってしまうんです。
想:そ、そうですか。


 そういうわけで、水曜録音、次の木曜日にチラシ作り。Adobe Illustrator相手に踏ん張りました。流石に絵とかは入れられないので、と言うと相手方のツテで専門学校に通っている人を紹介してもらえることになっているので、僕がするのは一応、絵以外の部分です。

 「金曜日にそのヒト来てくれるらしいから、出来るところまで作って(はぁと)」とのことでしたので、一応テキストのみでそれっぽいのつくってみました。

 以上、木曜日夜。




 そして翌日、金曜日。まさか、あんなことになろうとは……。

 〜朝・部室〜

 朝、起き抜けにやったことは就職課に提出する書類の書き込み。こうして登録しておくと就職課が学生の就職活動を支援してくれるんですな。切手三枚と張るための写真も準備抜かりない。
 だが。

想:あれ? なんかこの写真を張る欄やたらでかいな。3センチ×4センチ? 履歴書用サイズのしか持ってきてないぞ。

 そこで、学校から自転車で五分というところに一回400円の自動写真機があったのを思い出し、二限目の空いている時間を利用してそのサイズのを撮りに行くことに。

想:ぬう、これでは就職課に提出できるかどうか微妙だな。

 学生課や就職課などの学校の窓口施設は、誰でも空くお昼休みに窓口空けておくために、11時半から12時半までは閉まっているので、一限目が終わる10時50分からその時間までは40分。
 その時間内に、行って、写真撮って、戻ってくることができるのかという話ですな。

想:とりあえず、出ていく前に作ったチラシプリントしていくか。

 と、プリンターを動かしてみると。

想:上手く印刷できてないな……。

 何故か、赤に黄色の縁取りで作ったフォントが白抜きに。

想:……じゃあ、今度は文字だけ印刷にすれば、白抜き部分に文字が印刷されるはず。

 これは明暗と早速試すが、

想:なんと、紙詰まりとな!?

 なんと、プリンターの中でぐしゃりと潰れたチラシ。なんとか引っ張り出してみるも、折角のチラシにシワが付いてしまった上に一部破れたところが。

想:な、なら、もう一度印刷だ。今回は全体をラスタライズしてみよう。

 が。

プリンター:インク切れです。
想:ええい、この根性無しめッ!

 切れたのは青のインクらしいので、青を使わないように色を変えてみたりするも、一つインクがきれるとさっぱり動かなくなるらしいプリンター。「できるだけやってみよう」とかいう殊勝な気持ちは起こらんのかキサマ。

 仕方なく、二限目に就職課に寄った後、情報センター(パソコンルーム)のカラープリンターを使って印刷してみることに。

想:いかん、印刷に手を焼いてたら時間がなくなった!


 〜1限終了後:大学&駅周辺〜

想:うおおおおぉぉぉ!? 間に合えぇぇぇ!? 別に急ぐ必要はないが、午前中に出しておくと後々の予定が楽になるんだ−!

 駅近くにある自動写真機目指してチャリンコを漕ぐ想。到着後、トイレを済まし、手を洗うついでに髪をちこっと整えてみたり、隣にある郵便局で50円玉二枚を100円玉に変えてみたり(自動写真機は100円玉のみ使える)。

想:たしか3×4だったな。

 自動写真機のイスに座り、大きさを選択する想。だがその目に入ったのは?

想:3センチ×4センチが履歴書用サイズなの!?

 写真を張る欄がやたらデカいから気付かないが、よーく見てみるとたしかに既に持っている履歴書用サイズの写真、目算で3センチ×4センチくらいはありそう。

想:無駄足か……否! 手間が省けたと考えた方がいい、とっとと大学に戻るのだ−!

 結果、リミットの11時半までに到着し、無事出せた想。

想:あと残ってるのは。チラシの印刷か。


 〜11時半:情報センター〜

想:フラッシュメモリー、セットよし。折よくAdobeシリーズが入ってるヤツが開いてたし。カラー印刷はお金が掛かるから、できれば一回で成功したいけど……けど……けど……

 はたと気付く想。

想:コピーカードが無い−ー!

 ウチの大学のコピー機、プリンターの類の使用は基本的に有料。それで使うのがコピーカードと呼ばれるプリペイドカード。
 今回は荷物が重かったので、いつも使っている肩掛けカバンじゃなくてリュックサックで来ていたのだが、コピーカードは肩掛けカバンのポケットの中。

想:新しく買う金もねぇし。ちこっと一枚カラーコピーしようとすると1000円取られるのって横暴なシステムだよなぁ。

 こうして呆気無く立たれた望み。

想:そして想の手の中に残るのは紙詰まりでシワがより、ちょっと破れた出来損ないのみ。ふふ……ふふふふ(壊レ)。


 〜3限目前・部室&情報センター〜

 部室に帰って昼飯を食べ終えた想。はたと気付く。

想:そういえば情報センターから借りてたリブレット(小さいノートパソコン)、今日のウチに返しとくか。ついでに科学思想史のパワーポイントのデータ、プリントしてもいいし。ちょっと早いけど、丁度次の時間はテストだし、時間があれば勉強できる。

新ミッション発生:
 1、リブレットを返して借り直す。(最重要)
 2、科学思想史のパワーポイントの印刷(わりとどうでもいい)
 3、早めに行って思想(イスラーム)のテストの勉強(重要)

 だが。

スタッフ:あの、ACアダプタが入って無いんですけど……。
想:不覚っ………!

 本体、ACアダプタ、その他諸々とセットになって貸し出されるリブレット。前に使ったやつが床に転がしていた所為か、部室に置き忘れていたらしい。

ミッション進行状況:
 1、リブレットを返して借り直す。(最重要)←難行
 2、科学思想史のパワーポイントの印刷(わりとどうでもいい)←時間がない。
 3、早めに行って思想(イスラーム)のテストの勉強(重要)←無理っぽい。

 急いで部室に戻り、守備よくACアダプタを見つけだした想。再び情報センターに急ぎ、ミッションNo.2を準遂行。印刷は無理だがデータをフラッシュメモリーにコピーするだけならなんとか。


 〜3限目開始直前:教室棟3号館〜

想:ふっ、今日の私のパターンなら期間外試験で教室が変わっていることに気付かず、教室を間違ってしまうパターンだが、今回はきちんとチェックも抜かり無いぜ。

 流石に前科が3回もあるとな。

 だが。

想:うっ……、急に腹が……!

 いそいでトイレに入るものの、

想:よ、洋式トイレが空いていない……!

 何となく、洋式トイレがあるところだと、出来るだけそれを使いたい想。
 仕方なく2階のトイレに行ってみることに。

想:こ、ここも空いていないのか。

 ならば、と3階へ。

想:ここもダメなの!?

 諦め切れず、4階へ。

想:よかった……流石に4階は使用頻度が少ないからなぁ。

 手遅れになってから紙が無いことに気付く……こともなく、無事に用を足した想。

想:じ、時間ギリギリだ……(汗)。

 それでも何とか間に合ったものの、結局勉強する時間が無かった想。ノート持ち込みOKのテストで良かった……。


 〜4限終了後:国際センター・学生ラウンジ〜

 ボロボロのチラシを手に、やってきた想。しかし、待てども待てども現れない相手方。

想:そういえば、チラシのイラストを描いてくれる専門学校のヒトが6時くらいに着くとか言ってたっけ。

 そして寝たり、レポート用の本を呼んだり、周りの会話に聞き耳を立てながら過ごした一時間半。

想:……まだ来ない。

 流石に、疑問に思って相手方の責任者さんに電話を掛けてみると、

相手方の責任者:え、今日は集まり無いですよ−。
想:えっ!?

 んな、馬鹿な。今日までにチラシを作ってくるように言ってたのをしかと聞いているのに。
 しかし、無いものはないらしい。

想:じゃ、今までの一時間半は全くの無駄ですか……?

 仕方ないので帰ろうと自転車置き場に行った時に鳴る携帯電話。掛けてきたのは相手方の企画部長さん。

相手方の企画部長:あ、いまイラストレーターさん着きましたんでー、これから国際センター来れます?
想:えっ!?

 企画部長さんのほうは、今日はあるものだと思っていたらしい。どっかで情報が混乱してる様子。そして思いっきり振り回されてる俺。
 ともかく、帰る直前だったのでそのまま引き返し、予定通り会い、滞り無く(話が脇道にそれたりもしたが)、今日の予定は終了。




web拍手レス(こういう何か歯車の会ってない日ってあるんですよねー)

>「レッツだ、予防接種w もうちょっとおっきくなったら避妊した方がいいよ(ぇ」

 いや、予防接種しても絶対ではないし。交通事故は予防接種じゃふせげないし、第一、他人の家に入り込んだら植木を荒らしたりして迷惑かけてしまいますので、やっぱり外には出せません。

 でも予防接種は時が来たらするでしょう。飼い主の義務ですし。避妊の方は無理です。言い忘れてたかもしれませんが、テルモは雄なんで。
 去勢はどうでしょうね。もとより外に出す気がないので、その辺はあまり心配しなくてもイイかも知れませんが、あんまりやんちゃだと大人しくさせるためにするかもしれません。
 ま、その辺は愛玩動物飼育なんとか師の母サマと飼い主であり獣看護婦の妹の判断ですな。


>「IF まほゆめがゲーム化されたら買います!w ので5年後にでもゲーム化期待!!(爆)」

 第2部終わった直後あたりに、企画でゲーム化計画の妄想を展開させたことがありますが、スクウェアのFFスタッフどころかサガフロのスタッフ間で動員し、「バトルは格闘ゲームにすっか。臨場感たっぷりだし」と、カプコンまで引っぱり出す気満々な展開に。
 最後には「いやいや、いっそカードゲーム方式に」というとんでもないオチが付いたのですが。

 でも、ゲームにしたら結構面白くなると思いますよ、まほゆめ。本当に誰か作ってくんないかなぁ。


>「作者困惑!!想定外の萌ファンが出現w」

 困惑はしてないですよ(苦笑)。ただ、ああいう萌え反応は初めてでしたので。フィラレスは結構地味っぽいキャラでしたし。いや作者としては萌えヒロインのつもりで描いてたんですけどね!?

 しかしフィラレスって戦闘シーンとかすげェ絡みにくいんですよね。“滅びの魔力”は扱いづらいという設定ですが、誰が扱いづらいのかというと、一番は作者だったり(笑)
 その他の場面では、主人公に恋するヒロインってことで、ラブな展開は一手に引き受けてくれているのですが。今のところそれだけだったりします(苦笑)。

 まあ、これからは恋愛イベントだけでなく、いろいろな方面で活躍してくれる………といいなあ、と思っているところです。

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