言の葉孝

2005年06月04日(土) 夢見心地の闘いの日

 それは、一つの闘いでした。
 真っ暗やみで敵の姿が見えない……敵を攻撃して排除することも出来ない……そんな状況で僕は闘わなくてはならなかったのです。

 そう、それは昨日の就寝後のことでした。ちょっと無理をして遅くまで起きていた為、いい加減睡魔に勝てなくなったところで電灯を消して、さあ夢の世界へと旅立とうとした時、その敵の攻撃が始まったのです。

 ぷーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん

 お分かりですね?
 です。

 どこから入り込んできたのか、僕の耳もとを小さいけどうるさい羽音を鳴らすわけですよ。その内、右頬のあたりが痒くなってきましてね、訳の分からない夢を見ながらうなされてたわけです。
 電気を付けて退治しようとも思ったのですが、僕はあまり反射神経のいい人間ではないので、蚊を殺す技術にはあまり長けておりません、それで時間を無駄にするのも嫌なので、リビングのソファに避難して寝直したわけです。

 ところが。

 ぷーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん

 お、追い討ちか、貴様!?
 せっかく殺さず退却してやったのに追い討ちか!?

 金鳥の蚊取り線香炊くぞヤホゥ!?
(↑@橘さん、というか『大航海時代4』←懐かしいネタですが分かる人はきっと沢山いるはず。大好きなネタでした)

 結局、もう一度自分の部屋に戻って今度は朝まで寝ましたが、あんまり深く眠れなかったです。


 というわけで、今夜は蚊についてウィキるぜべいべー。

うぃき・る【ウィキる】他五
 1、ウィキペディアで物事を調べること。
 2、1の方法で得た知識をさも自分の知識であるかのように他人に語ること。

1、分類について

 蚊は、分類上は昆虫網ハエ目糸角亜目カ科となり、更に細かくハミダラカ、オオカ、ナミカなどの亜科に分類される。人の血を吸うとして、夏の害虫として広く知られていますが、血を吸うのがメスのみであるという事実も割と有名であります。

2、蚊の主食は血じゃありませんよ?

 蚊の主食は花の蜜や、植物の汁などであり、メスが吸血行為を行うのは産卵の為のタンパク質確保のためで、また、蚊が一度に摂取できる血液の量は一般に自分の体重分です。
 ちなみに蚊でもオオカ亜目の蚊はメスでも血を吸わず、その幼虫は他のかの幼虫を食べます。

3、蚊の幼虫はボウフラです

 蚊は卵(2〜5日)→幼虫(7〜10日)→さなぎ(三日ほど)→成虫という過程を辿り、成虫となります。
 蚊の幼虫はボウフラとよばれ、水中で生活するのですが、この際の主な餌は微生物で(上記のオオカ亜目の幼虫のような例外もいる)、呼吸は尾端にある呼吸器官を使って行います。
 幼虫期に四回ほど脱皮を繰り返して入る次の段階、さなぎはオニボウフラと呼ばれ、補食はしませんが、呼吸は幼虫期とは違って胸にあるホルンと呼ばれる器官を使います。三日ほどすると成虫となり、その後の寿命は2〜3週間。この間に交尾・産卵を行うのです。
 なお、このライフサイクルは飽くまでも一例でありまして、種類によって違う他、温度によって大きく変化します。

4、実は蚊はとっても危険な害虫なんです

 日本では、蚊にさされても虫刺されが出来て痒くなるくらいで、大した害がないので、それほど危険な生物には思われていませんが、海外ではマラリアや黄熱病、デング熱、ウエストナイル熱など、場合によっては死に至る病気を媒介する場合もあり、実は非常に危険な害虫です。
 予防接種等を受けて、さほど被害はありませんが、日本脳炎なども蚊が媒介する病気で、犬等もかかるフィラリアなどの病気を運ぶのも蚊なのです。

5、蚊はトンボに喰わせるべし

 さて、そんな害虫である蚊の駆除法なのですが、一般過程では網戸などで蚊の侵入を防止した上、もし侵入されれば素手で殺したり、殺虫剤、蚊取り線香などを使ったりすることもあります。
 しかし地域的に野外ではそれらの薬の効果も薄いし環境にも悪いので、薬はあまり使わず、「蚊にとって致命的な伝染病をばらまく」もしくは「蚊を食べる動物を使う」といった方法が用いられています。前者の方法については詳しいことは分かりませんが、後者で使われる動物の代表はトンボです。成虫はもちろん成虫を食べ、その幼虫であるヤゴも蚊の幼虫であるボウフラを食べるのです。
 ただし、伝染病が流行ってしまった場合、蚊の駆除は性急に行わなければならない為、やむを得ず殺虫剤の散布をすることになっています。

6、蚊取り線香は100年以上前から渦巻き型

 蚊を駆除するものとして、趣のある形、煙の香高さからスイカ、風鈴と並ぶ夏の風物詩となっている蚊取り線香。あの独特の渦巻き型になったのがいつのことか、簡単な歴史を紹介したいと思います。

 夏の蚊対策として、昔から使われていたのが蚊帳、もしくは蚊避けの煙なのですが、日本で先に使われていたのは後者の煙でした。奈良時代、蚊遣火(かやび)といって、よもぎやカヤの葉を火にくべると驚くほど煙が出たといいます。そのうちに蚊帳も使われるようになっていったそうです。
 さらに、明治19年、アメリカから防虫菊とよばれる蚊取り線香の前身が輸入され、明治23年には国産の棒状蚊取り線香が生まれました。

 ところがこの棒状蚊取り線香、時間にして40分しか持たない上に、輸送の際にすぐに折れてしまうという欠点を持っていました。その欠点を正すべく、創意工夫を重ねた結果、1987年、初代「金鳥」社長夫人である上山ゆきの提案により、生み出されたのが今の渦巻き型蚊取り線香。実は100年以上前に考案されたものだったのです。
 ちなみにこの渦巻き型は、真直ぐにすると75センチ。時間にして七時間、つまり人が寝ている一晩中ずっと効力を発揮できるため、この型式は非常に重宝されます。

7、蚊取り線香、左巻きか? 右巻きか?

 元祖といわれる「金鳥」蚊取り線香ですが、これは全て左巻きです。
 「金鳥」によりますと、昔は一つ一つ手巻きで作っていた為、表裏、右巻き左巻きの区別がなかったのですが、現在は機械打ちであるため、左巻きに統一されています。
 何故左巻きなのかというと、他社製品は右巻きが多い為、区別をつけるために左巻きを選択したそうです。


 以上、想 詩拓、蚊についてウィキりました!(敬礼)


【参考サイト】
カ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB

KINCHO | ウルトラがいちゅう大百科
http://www.kincho.co.jp/gaichu/gaichu_f.html




web拍手レス

>「相棒は復活しそうですか?(苦笑」

 僕はあまり楽観しておりません。パターンからして結構ヤバそうです。
 一応、明日父親と、相棒の中身を開いて調べてみるつもりでおりますが……どうなることやら。

 幸いにも妹が、父親に前に買い与えられたiBook(オレンジ)を持て余されておりまして、買い直さなくても現在はそちらを許可を得た上で強奪、使用しております。
 このiBookはカナダ渡航の際にも借りて行き、一年を共に過ごした戦友でもありますので、結構使い慣れてはいます。

 こちらにはインストールされていないソフトが沢山あって不便なところはあるのですが。(一番がiTune。音楽が気軽に聞けなくなってしまいました/泣)
 他にもDLしたMIDIデータで今は配給元サイトが閉鎖されてしまった為にもう二度と取り戻せない貴重なものがありました。『ルドラの秘宝』の各主人公ボスバトル曲が〜!(マイナー故に非常に貴重)

 他にもいつか読もうと思ってDLしておいた一龍さんの『幻想法廷』(現在はDL不可)もiMacのメモリの闇に沈んだままなんです。猫のアドバイス、ありがとうございましたー(私信)。

 ……なんとか中のデータだけはサルベージできるといいんですけど。]

 

 あれ?
 今日のアクセス数243!?

 おかしいな、今まで三ケタいったこともないのに。

 それに今日のエンピツのアクセス数も71とかなり多いし。解析結果からしても、どこか他の日記からリンクされてるから、とかでもなさそうだしなぁ。(今日の一龍さんの日記からは張ってもらってるんですけど、それは今日のアクセス数には影響ありませんでした)

 昨日、特別なことしたわけじゃないんですけど………あっ、
 「今日のエリーたん」かっ!?

 いくら動物が好きな人が多いからって……まさかなぁ。

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