日常生活ときどき、愛?

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2005年06月19日(日) わかればなし。


この数日の間にヒデとケンカばっかりしててふと思った。
元彼さんと付き合っていたとき、私たちは全くといっていいほどケンカをしなかったな。というか、意見が対立するということがなかったような気がする。


そんな私たちが初めてお互いの意見をぶつけあったのは、別れ話のとき。
このままだときっといつかは自然消滅になる。
そんな予感が私の中にずっとあって。
それが嫌で。
いつかそんなうやむやな感じで終わってしまうのが嫌で。
忙しくて連絡が途絶えがちになっていたときに持ち上がった転勤話を聞いて、私から別れを切り出したんだ。


君はいつかは自然消滅になるって決めてかかっている私を責めてたっけ。
そうかもしれない。
薄情なのは私だったのかも。
けれど私はそのとき、私の中で蓄積されていく言葉たちが結局彼に伝わることなく次々と死んでいくことに耐えられなくなっていたんだ。
返信の来ないメールを送り続けることにも疲れていた。
でも君は、もっとメールがほしかったという。
連絡をしなくても自分たちはつながってるって思ってたって。


悪いけど、そこまで私は強くないよ。


好きじゃなくなっているのは私のほうじゃないかって言った。
そうじゃないんだけど。
好きじゃなくなっているんじゃなくて、好きだから、なんだけどな。
うやむやな自然消滅で終わってしまったら、いつか付き合っていたことすらうやむやになってしまいそうで、それだけは嫌だったから。



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