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都議の調査費には領収書がいらないという不思議 - 2005年05月05日(木)
「議会報告?」「見たような、見てないような」。 配りながら歩いているとよくそういわれます。しかし、改めてレポートを出している理由をお話しすると、多くの方は「では、読んでみましょう」といわれます。 選んだ後、議員が何をしているのか知らない有権者が多いと言うのは教育に大きな責任があります。政治のことを話し合ってはいけない風土を作り出しています。 私は自分の議会活動を皆様にチェックしていただくために、読みにくいかもしれませんが、議案の説明と私自身の表決結果と理由を書き続けてきました。 今は議事録をインターネットで読むこともできます。しかし議員の責任として、多くの方に報告する義務はあると思います。 区議会は身近ですし、国会は報道されます。都議会が一番分かりづらいといわれます。実際入ってみて、こんなことがあったのか、と言う事例があまりに多い。 毎月議員ひとりに60万円ずつ、会派ごとに支給される調査費、これに領収書をつけることを提案しました。しかし自公民の反対にあってまだ実現していません。自分自身がそうですから、議会の都財政チェックが甘くなるのは当然でしょう。長年の緊張関係のなさのために、見通しの甘い財政計画がいかに多いことか。そのつけが福祉や医療、教育費を削って皆さまの生活に影響します。 あれをします、これをしますと言う前に、きちんと行政提案内容をチェックをするのが議員の仕事、それが常識になるようぜひ皆さまの力を貸していただきたいと思います。
街頭の報告でも議会報告を手に「私もチェックしてください」と申しあげています。(久我山にて)
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