なか杉こうの日記
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2007年10月22日(月) ことばのふしぎ

一昨日と昨日喉が痛んだので葛根湯の液体のを買って
一本飲んだら、いつの間にか直っていた。ほんとうに
液体の葛根湯は効く。カコナールとかも効くかもしれないけど・・・。

「おとなのブログ」の詩にたくさんうれしいコメントを頂いたので
わたしは「いきててよかった・・・」と思ったのでした。意外と
単純なのであります。

今朝は用事があり少し遅く出たのですが、朝九時ごろからですか、三チャンネルで子供向けのワイドだかワールドなんとかという番組、すっごく面白い! あのなかの、日本語であそぼ、というのが良いというのは、聞いたことあるけれど、その前の、いろんなのが揃ったやつも、爆笑で面白い。

今日は、まず、これはのみのピコ、これはのみのピコがついたネコ・・・というのから始まってお相撲さんやら女優さんやらがたくさんでてきてそれをどんどん長くしゃべっていくから、だんだん早口になっていってしまいにはお経のようになる。

これはイギリスのマザーグースにあったもののもじりかな、と思う。This is the house that Jack built...で始まるやつ。それから先は覚えていないのですが。それでもすっかり日本のものにしているから、面白かった。

それとサラリーマンの男が「えらい人」と言って反り返り、つぎになんとか、と言ってお辞儀をし、それからいろんな一連の動作をする。そしたら、次に筋肉隆々のプロレスラーとかボクサーみたいのが一列になって、そのサラリーマンについて次々に、一テンポ遅れつつ、その動作をしていくんだね。おっかしーと思った。

次に「日本語であそぼ」の方は、「むらさめの露もまだ干ぬまきの葉にきりたちのぼるあきのゆうぐれ」を、子供がダンスをしながら唱えるんですね。
なんかいも、なんかいも、リズム良く。

決して意味はこうです、という説明はない。次の「祇園精舎の鐘の声」も同じ。コニシキがハワイで海水にぷかぷか浮きながら、この言葉が流れるんですねー。たいしたものだ。

これくらいがんがん聞かされたら、子供は意味などまったくわからないまま、耳に残るだろうから、これが良いのだと思う。自分も小さい頃、訳のわからないまま不思議に思いつつ覚えたというのがあったし、意味がわからないまま「ふしぎ」で残るのが、ことばの持つ魔術だと思います。


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