なか杉こうの日記
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2006年04月01日(土) あいさつ

人事異動時期というのがとても苦手だ。あいさつがうまくできないのである。なにも自分がスピーチするわけでない、ただの人とのあいさつ。ゼツボウ的だ・・・、いつも。

こんなふうにとしをとって
ひとは若い頃をなつかしむが
わたしは
若い頃がずうっとずうっと続いて今になったという
いはばひさんなくらしだ、ある意味で
テレビで紹介される
青春の歌はいまだに連続して
わたしの中に流れているものである
そしてそれはある意味で
非常にヒサンだ、と思う
こないだは
「きいちのぬりえ」なんかを
紹介していたけれども
べつに好きでもなかった
見るたびに頭の痛くなった
「きいちのぬりえ」ですら
わたしにとっては
つい、最近のことだ

こんなひと、だれもいないだろう
十年、二十年ずっと流れて
心のなかにある だから
かわらない
だから
ひとともあいさつもできないのである。


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